内容説明
昨年度あたりから世間を騒がせている「新会計」に属するものには、有価証券などの金融商品会計、退職給付会計、連結会計、税効果会計、キャッシュ・フロー会計などがありますが、いずれも将来的には企業会計の学習の中で重要な位置を占めることになるかもしれないとはいうものの、現在のところはまだ、上記のテーマをすべて合わせても本試験における出題全体の1割にも満たないというのが現状です。したがって、新しいテーマに多大な時間を割くよりも前に、既存のテーマをもっとしっかりとしたものにすることが先決であると考えられます。そういう意味で、今年度版の本書では、上記新会計に属する分野からは、とりあえず金融商品会計の中からの有価証券と、税効果会計、キャッシュ・フロー会計のみを掲載してあります。
目次
第1章 現金・預金
第2章 有価証券
第3章 有形固定資産
第4章 無形固定資産
第5章 社債
第6章 為替換算
第7章 推定
第8章 合併
第9章 前期損益修正
第10章 キャッシュ・フロー計算書
第11章 税効果会計
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