内容説明
手練れに新参者、混じって奏でる百物語が始動!FKBでもおなじみのメンバーからは黒木あるじ、我妻俊樹、黒史郎、神薫。『怪談五色』からはつくね乱蔵、『恐怖女子会』から橘百花、花房観音。新たに、放送作家でもありコラムニストの吉村智樹、イラストレーターの三留まゆみが堂々初登場、総勢13名が百篇の怪異を紡ぐ。スナックの女の子の背中に視えるのは「肉塊」(第23話)、風呂場の鏡に写る顔「歪んだミラー」(第40話)、先輩女子アナの黒い思い「後輩を憎悪していた女」(第46話)、畳の上をまさぐる怪異「白い手」(第67話)、翌日待ち構えているけれど…「予告」(第81話)など息もつかせぬ怪異の連続。
目次
忠告(黒木あるじ)
あしくさの淵(神薫)
青空とガラス瓶(つくね乱蔵)
小さい手(泡沫虚唄)
蜂と儀式(橘百花)
楽屋の壁から無数の腕が(吉村智樹)
百物語会(我妻俊樹)
買ってはいけない(神薫)
お礼(一輝瞬)
手を引いて(つくね乱蔵)〔ほか〕
著者等紹介
平山夢明[ヒラヤマユメアキ]
1961年神奈川県生まれ。1994年に『異常快楽殺人』(角川ホラー文庫)を刊行。1996年に『Sinker―沈むもの』(徳間書店)で小説家デビュー。2006年「独白するユニバーサル横メルカトル」で第59回日本推理作家協会短編賞、2007年受賞作を収録した作品集『独白するユニバーサル横メルカトル』(光文社文庫)にて『このミステリーがすごい!』国内部門一位を獲得。2011年『DINER』(ポプラ文庫)で日本冒険作家協会大賞、大藪春彦賞をダブル受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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