竹書房文庫<br> 怪・百物語

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竹書房文庫
怪・百物語

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  • サイズ 文庫判/ページ数 220p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784812498927
  • NDC分類 147
  • Cコード C0176

内容説明

手練れに新参者、混じって奏でる百物語が始動!FKBでもおなじみのメンバーからは黒木あるじ、我妻俊樹、黒史郎、神薫。『怪談五色』からはつくね乱蔵、『恐怖女子会』から橘百花、花房観音。新たに、放送作家でもありコラムニストの吉村智樹、イラストレーターの三留まゆみが堂々初登場、総勢13名が百篇の怪異を紡ぐ。スナックの女の子の背中に視えるのは「肉塊」(第23話)、風呂場の鏡に写る顔「歪んだミラー」(第40話)、先輩女子アナの黒い思い「後輩を憎悪していた女」(第46話)、畳の上をまさぐる怪異「白い手」(第67話)、翌日待ち構えているけれど…「予告」(第81話)など息もつかせぬ怪異の連続。

目次

忠告(黒木あるじ)
あしくさの淵(神薫)
青空とガラス瓶(つくね乱蔵)
小さい手(泡沫虚唄)
蜂と儀式(橘百花)
楽屋の壁から無数の腕が(吉村智樹)
百物語会(我妻俊樹)
買ってはいけない(神薫)
お礼(一輝瞬)
手を引いて(つくね乱蔵)〔ほか〕

著者等紹介

平山夢明[ヒラヤマユメアキ]
1961年神奈川県生まれ。1994年に『異常快楽殺人』(角川ホラー文庫)を刊行。1996年に『Sinker―沈むもの』(徳間書店)で小説家デビュー。2006年「独白するユニバーサル横メルカトル」で第59回日本推理作家協会短編賞、2007年受賞作を収録した作品集『独白するユニバーサル横メルカトル』(光文社文庫)にて『このミステリーがすごい!』国内部門一位を獲得。2011年『DINER』(ポプラ文庫)で日本冒険作家協会大賞、大藪春彦賞をダブル受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夢追人009

130
カバーイラストには百物語にちなんで蝋燭に著者13人の名前が書かれていますが、流石に墓石に書くのは悪趣味だからストップがかかるでしょうね。1~4頁では如何せん呆気ない話にならざるを得ませんがそれでもスイスイ読めて軽いノリで楽しめましたね。『指定席』アルバイトのYさんはコンサート会場の警備をする内に二階席最前列に座る老人と小学生の姿を毎回目にするが、後にそこは幽霊の指定席で会場がチケットを売り出さない事を知る。『愛すればこそ』アクセサリー売り場で働くJさんが男の視線を何度も感じ帰宅して寝ると天井から男の眼が!2020/07/12

HANA

46
実話怪談集。実際に多人数の作品が百話収録されていると、百花繚乱という感じがして何となく豪華でいいな。作品数が多いだけあり全ての作品が2、3頁と短いが、中には小粒でピリリと辛い作品もあり概ね満足。内容自体はオーソドックスな作品が多いが、ベテランが多いこともあり安心して読める気がする。オーソドックス過ぎて一人一人の違いがわかりにくいが。しかしその中で異色を放っていたのが吉村智樹、全てテレビ局内部の話でまとめられており、怪談の主題自体は怖くないんだけどそこに蠢く人間模様がなんとも気持ち悪い。2014/03/23

ラルル

22
ベテランから素人までごちゃ混ぜ、という所でしょうか。その中でも目立っていた吉村さん…彼の作品はもう少し文章修正してあげても良かったのでは? タイトル「楽屋の壁から無数の腕が」ってもうタイトルで全て語っちゃってるし。本編読まなくてもどんな話か判っちゃったよ(笑) 語尾に「…」を使うのも話の質を下げるいけないパターン。彼のレベルで修正無しにベテランと載せるのはなんだか可哀相な気がします2014/07/08

hannahhannah

14
百物語シリーズ第一弾。平山夢明が監修。13名もの書き手による百物語。13名もいるけど、良いと思ったのは黒木あるじ、黒史郎、つくね乱蔵くらい。神薫はまあまあかな。怪談を書くのは初めてっぽい人もいて、全体的に質の低さを感じた。吉村智樹は放送作家で、TV関係の話が多くて雰囲気に馴染んでいなかったような。面白くない話が多くて5~6回くらいもう読むのは止めようと思ったけど、まぁ何とか読み終わったという感じ。つくね乱蔵のイヤミスならぬイヤ怪談はクレジットなしでも分かる独特さ。黒木あるじの話で始まって黒史郎の話でシメ。2017/08/15

澤水月

5
FKBで百物語! 印象玉9石1だった。1〜3頁でドドドと書かれる怪談…全然知らない書き手だから外れというわけでもなく凄く怖かったり逆もあったり。掌編出来るか否か、か。よく知るゴースト(変名)がおいでの気も…手練れで始まり手練れで終わる構成は安心、95話からの畳み掛け凄い…中盤ではいっすんごぶ、ゴムゴムの…、落、がスゴス2014/02/28

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