内容説明
デービットは、氷のクマと深い関わりがあるらしい謎の人物・バーグストローム教授のはからいで、恋人のザナとともにカナダのチェンバレンへ北極の研究調査旅行におもむく。ガウェインが石となって眠る地で、デービットの地をひくインガヴァーというオスグマを主人公にした物語を書き始める。インスピレーションに従って紡いでいくその物語の中には、なぜかデービットやザナ、あの魔女グウィラナも登場していた。その頃、グウィラナはガウェインを蘇らせるチャンスをひっそりとうかがっていた。復活の星が地球に近づいているのだった…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
湖都
13
舞台は北極圏へと移り、龍や魔女やクマがそれぞれ動くのだが、伝説や現実が何が何やらわからなくなる時がしばしば。宇宙まで関係してくるというし、話はだんだん広がっていく。でも伝説や儀式やらの全体像がよくわからないままなので、主人公同様、読者も謎の潮流に乗せられていくようである。2018/08/02
tario
11
面白くなってきたと同時に混乱してきた何が敵で何が味方なのやら2014/08/02
Mai Ishibashi
11
だんだん話が複雑になってきた気がする。太古の魔女と、クマがどんな関係か少しづつ分かってきたけどバーグストローム教授がまだ謎の人物かな。透明な龍は味方なのか敵なのか...。下巻に期待!2014/02/16
白城
5
何が何や訳がわからない感じだった。登場人物も竜も白熊もその他色々すべてが???下巻ではスッキリできるのだろうか心配である。2015/06/21
綾乃
3
第1巻のときのどちらかといえば児童書風ファンタジーからどんどん違う世界へ発展中。とはいえ、ライラの冒険シリーズもこんなカンジだったかも。どちらもいかにもイギリス・ヨーロッパなカンジな気がします。2017/09/24