竹書房文庫
BEATLES―太陽を追いかけて

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  • サイズ 文庫判/ページ数 222p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784812497333
  • NDC分類 767.8
  • Cコード C0176

内容説明

1965年6月、個別取材は絶対不可能と言われた“ビートルズ”の単独取材に成功した日本人女性がいた。「東洋から来た、あのちっちゃい魔女は、どんな魔法を使ったのか?」…世界中の記者たちを驚かせた、弱冠24歳の駆け出しジャーナリストの夢と情熱のドキュメント。

目次

第1章 ビートルズ台風日本上陸のつめあと(高校生ユミちゃんの場合;身にあまる好意とその理由 ほか)
第2章 最後のライヴ・コンサート同行記(殺人的スケジュールと問題発言;オープニング・デイ“シカゴ”での出来事 ほか)
第3章 エプスタインの死とアップル・コーの船出と難破(ビートルズとエプスタインの確執;ビー・ジーズはビートルズの当て馬だった? ほか)
第4章 ビートルズという終着駅に着くまで(周到な準備と強い味方;ハンブルク、パリ、そしてアビー・ロード ほか)

著者等紹介

星加ルミ子[ホシカルミコ]
1940年北海道生まれ。東洋女子短期大学英文科卒業後、新興楽譜出版社(現シンコーミュージック・エンタテイメント)に入社、ミュージック・ライフ編集部に配属される。1965年、編集長就任と同時にロンドンに渡り、日本人ジャーナリストとして初めて、ビートルズとの単独会見に成功、売上部数を飛躍的に伸ばした。1975年にミュージックライフを退社するまで、毎年イギリス、アメリカに飛び、当時第一線で活躍していたロック・ミュージシャンたちとのインタビューを行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

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oser(読書家ではありませんドクシャーです)

24
ビートルズという時代。その側で彼らを垣間見れるというのは真に黄金体験(いい意味でも悪い意味でも…) 1960年代だからこその熱量と嵐(ビートルズという名の)を切り取った貴重な本(ビートルズ主体の回顧録、伝記的な本はたくさんあるがビートルズを取り巻く環境、ライター側からの回顧録、ルポ記というのはなかなかない気が) …不思議と心に残るのは齢26歳の星加さんの弾けるような笑顔。音楽活動という魔窟で彼らにとって良いリラックスに(ちっちゃくて可愛らしい日本の女性は海外受けがいい気がする)なったに違いない。神秘的。2022/11/16

ツキノ

4
積読本-24 ポール来日の2013年11月頃に購入し、きょう国立競技場のコンサートに行く道すがら読む(ポールの体調不良のため延期に…)。星加さん、わたしが中学時代、ビートルズに夢中だったころラジオ番組があり、手紙を読まれたことがある(録音したカセット、いまもあるはず)。あれは感動でした。ビートルズ4人のとのインタビューや最後のツアーになったアメリカ公演の話、その他出会ったミュージシャンや関係者たちとの逸話。1996年に出版されたものの文庫化。2014/05/17

じゅん

1
表紙の星加ルミ子さんが羨ましい♪お祝い♪着物が好きでよかった♪ビートルズ最高っ♪2020/12/02

prefabjubilo

1
凄い経験です。こんな幸せな人たぶんいませんね♪ 2013/12/26

Kazuo Ebihara

1
星加は、かつてミュージックライフの編集長をしていた。 1966年に、来日したビートルズとの 単独会見を唯一許され、 同年行われた全米ツアーへの帯同取材も許された。 途中、ヒュー・ヘフナーの自宅に招かれたり、 ボブ・ディランを見舞いに行ったり、 ジョーン・バエズと食事したり。 サイドストーリーも面白い。 ビートルズに可愛がられ、 宿舎や、レコーディングの様子までも 間近からレポートすることに成功した。 ビートルズにとって、日本から来た小柄なホシ加は、 カルくて巫女(ミコ)のように思えたのかも知れない。 2013/11/04

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