内容説明
1818年ロンドン。エリザは両親亡き後、6度目のシーズンを迎えても、気ままな独身生活を楽しんでいた。自分自身の財産を持つエリザにとって、夫に縛られる結婚は不必要だからだ。ところが、馬の鞍に壊れるよう細工されたり、池に突き飛ばされたりといった不審なできごとが相次ぐ。財産目当てで寄ってくる求婚者のひとりが、自分を怖がらせることで、結婚を持ち込もうとしているのではと疑ったエリザが、盗賊捕方に相談したところ、ジャスパーという男性とシーズンが終わるまで婚約者のふりをするよう勧められる。だが、ジャスパーは男の色気にあふれ、演技とはいえ地味な自分とは釣り合わない。断るエリザを説得するジャスパー。実は、彼にはこの依頼をどうしても引き受けたい理由があった…。裕福な令嬢と秘密を抱えた男性。住む世界が違うと思いつつも、惹かれていくふたりの恋の行方は…?
著者等紹介
デイ,シルヴィア[デイ,シルヴィア] [Day,Sylvia]
ロサンゼルスに生まれ、カリフォルニアで育った日系アメリカ人。アメリカ合衆国陸軍にロシア語の専門家として勤務したのち、2005年に作家デビュー。ヒストリカル、コンテンポラリー、パラノーマル、ファンタジーなど、多彩なロマンス小説を執筆し、欧米圏をはじめロシアやアジアでも翻訳されている。RITA賞、ロマンティック・タイムスのレビュワーズ・チョイスなど、ノミネートや受賞歴多数。ニューヨークタイムズのベストセラーリストの常連
鈴木美朋[スズキミホウ]
大分県出身。早稲田大学第一文学部卒。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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