内容説明
互いの想いを確認しながらも、キャシーとアダムは血の誓いをたて、別れを決意する。だが、アダムとの関係をフェイに脅され、キャシーはクリスタル・スカルを彼女に渡してしまう。その結果、ダーク・パワーはスカルから抜け出し、ホームカミングのパーティでジェフリーが、続いてフォグル校長が犠牲となる。ついにはキャシーの祖母が襲われ、瀕死の祖母は、すべては300年の長きに亘って幾度もよみがえり、サークルを利用して強大なパワーを手中にしようと企む魔女、ブラック・ジョンの仕業であり、それを阻止するのは―キャシーしかいないと伝える。運命に翻弄されるキャシーが選んだ道とは…。
著者等紹介
スミス,L.J.[スミス,L.J.][Smith,L.J.]
作家。フロリダ生まれ。大学卒業年に発表した『The Night of the Solstice』で作家デビューを飾る。以後、『Night World』『ヴァンパイア・ダイアリーズ』『The Forbidden Game』『Dark Visions』など、そのどれもがシリーズ化されている。中でも『ヴァンパイア・ダイアリーズ』はテレビドラマ化もされ、若者たちから絶大な人気を誇っている
富永和子[トミナガカズコ]
英文学翻訳家。獨協大学外国学部英語科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きらら@SR道東民
5
後書きにもあるように、超自然現象、ホラー、SFファンタジー、ロマンスを巧みに組み合わせ、光と闇、善と悪の間で葛藤するティーンエイジャーを描いています。ちょっと若い老魔女の気分で楽しめました。ラストは悪と戦ってどうなるのかしらってワクワクしました。「ハリポタ」の姉妹編のようなお話でした。2012/12/17
伊佐奈
2
お約束と言えばお約束な展開だけど、それを面白いと思わせるのは作者の技量か読者との相性か。恋愛要素はもうちょっとあってもいいかなとは思ったけど、興味深く読んでて満足できるお話でした。2012/12/14
☆ひとこぶラクダちゃん☆
1
ドラマではわからなかった事情などが詳しく書かれていて面白かった。ただヴァンパイア・ダイアリーズの時もそうだけど結末をもっとひねって欲しい‥‥。下巻の中盤まで面白かっただけに残念。2016/04/08
黒崎ディートリッヒ
1
<クリスタル・スカル>から解き放たれたダーク・パワーによって、キャシーの周りの人々が次々犠牲になる。この事件の裏には、かつてニューセイレムを恐怖に陥れた魔女(♂)ブラック・ジョンの姿が?! ホーソーンの『緋文字』を読んでいれば、深い意味が分かる所も多い下巻。黒幕の魔女(♂)ブラック・ジョンがついに姿を現し、キャシーたちサークルの魔女と魔女(♂)なヒロイン、ヒーローたちを追いつめて行く。 本作は現代ファンタジーだけど、スミス先生の『ヴァンパイア・ダイアリーズ』と同様、今回も時代小説じみた雰囲気が良かった。2014/05/05
blue.
1
下巻は思っていたよりもハードで、思っていたよりもハラハラしながら読み進めることが出来ました。結構面白かったです。2013/07/05
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