竹書房文庫<br> JOKER GAME

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竹書房文庫
JOKER GAME

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  • サイズ 文庫判/ページ数 247p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784812491270
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0174

内容説明

赤沢千夏は県立の進学校に通う高校3年生。文科省の指導により、今日から3年生全員での“合宿”が行われる。合宿初日、担任からクラス全員で“ババヌキ”をすることが発表される。カードは各自10枚。カードの交換の仕方は各自の自由。決められた時間内であれば、校舎内の移動も自由。但し決められた時間には教室に戻っておかなければならない。カード交換により、手持ちにペアカードができたら教師に提出することができる。カードを全部教師に提出するか、「契約システム」を使って他人にカードを引き取ってもらうことができればクリア。カードの中には1枚だけジョーカーが含まれており、最後までジョーカーを持っている者が負け。ゆるい雰囲気ではじまった“ゲーム”だったが、その日の“敗北者”が決まった瞬間、生徒たちはこれが自らの命を賭けた“ババヌキ”であることを知るのだった…。生死を賭けたババヌキに最期まで生き残るのは誰なのか…。

著者等紹介

竹内佑[タケウチユウ]
1977年、愛知県出身。演出家・作家。作演出を努める劇団「デス電所」にて発表した『空洞メディアクリエイター』で2011年第55回岸田國士戯曲賞最終候補となる。作家としても、ライトノベル『最弱の支配者、とか。』(ガガガ文庫)で、小説家デビューを果たす

矢口武[ヤグチタケシ]
1982年、新潟県出身。アミューズメントメディア総合学院ノベルス学科卒業後、ライター業に従事。『JOKER GAME』が小説デビュー作となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

にゃむこ@読メ13年生

11
デスゲーム系の話は好きだが、登場人物の描写やその背景は浅く、感情移入はできない。一応主要キャラごとに性格設定はしているが、生かしきれていない。<クラス全員で>する命懸けのババ抜き、だが、本文に全く登場せず扉にある名簿に名前だけ登場の生徒多数。また、この手の話のキモとなるプレイヤー同士の心理戦も「手に汗握る」とは言い難く、各プレイヤーの攻防に戦略性もない。人物、内容ともに薄っぺらだった。同じババ抜きを題材にした作品なら『地獄のババぬき』(上甲宣之著)の方がスリリングでよい。2014/02/17

マロン

11
ケータイ小説な感じ。ストーリーを急ぎすぎているような感じがして、厚みに欠ける。27人の登場人物がいるのだから、各々をもう少し膨らませれば幅ができるのに…。面白かったけど、ちょっともったいない気がした。2013/03/22

ZⅢ

7
微妙。恐怖感も全く無かったし、設定もあまり深く練られていない気がする。2015/09/28

misaharu

7
久々の劣悪本。なに、これ?ノベライズということを差し引いても酷い。バトロワ系の小説は好き。でも、この作品は中途半端に焼き直しただけ。 お気楽で純粋なヒロイン。お節介で姉御肌の親友。特別プログラムの秘密を知っているらしき転校生。いじめられっ子、ガリ勉優等生、イジメっ子。進行役の教師。 どれをとっても、上部だけのペラッペラに薄いキャラ。誰が死んだか、今狙われてるのが男か女かも分からない人物描写主軸のババ抜き攻防も「はぁっ?」と言うほど浅い。後、「なめーき」が「生意気」と解読した瞬間、筆者のセンスと私は合わな2013/02/03

はる

7
クラス全員で、命懸けのババ抜き。ページ数も少なく、あっと言う間に読了。なんだろ、全くなんの感情も残らない。主人公の千夏、大野、美奈子。その他の主要人物、全てがペラっぺら。殺伐とした作品でも、名台詞、名場面があるのと、ないのじゃ読了感がこれほど違うのね。2012/12/22

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