内容説明
赤沢千夏は県立の進学校に通う高校3年生。文科省の指導により、今日から3年生全員での“合宿”が行われる。合宿初日、担任からクラス全員で“ババヌキ”をすることが発表される。カードは各自10枚。カードの交換の仕方は各自の自由。決められた時間内であれば、校舎内の移動も自由。但し決められた時間には教室に戻っておかなければならない。カード交換により、手持ちにペアカードができたら教師に提出することができる。カードを全部教師に提出するか、「契約システム」を使って他人にカードを引き取ってもらうことができればクリア。カードの中には1枚だけジョーカーが含まれており、最後までジョーカーを持っている者が負け。ゆるい雰囲気ではじまった“ゲーム”だったが、その日の“敗北者”が決まった瞬間、生徒たちはこれが自らの命を賭けた“ババヌキ”であることを知るのだった…。生死を賭けたババヌキに最期まで生き残るのは誰なのか…。
著者等紹介
竹内佑[タケウチユウ]
1977年、愛知県出身。演出家・作家。作演出を努める劇団「デス電所」にて発表した『空洞メディアクリエイター』で2011年第55回岸田國士戯曲賞最終候補となる。作家としても、ライトノベル『最弱の支配者、とか。』(ガガガ文庫)で、小説家デビューを果たす
矢口武[ヤグチタケシ]
1982年、新潟県出身。アミューズメントメディア総合学院ノベルス学科卒業後、ライター業に従事。『JOKER GAME』が小説デビュー作となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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青葉麒麟
にゃむこ@読メ12年生
マロン
ZⅢ
misaharu
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- 和書
- 住友の歴史 〈上巻〉