竹書房文庫<br> くろねこルーシー―はじめての子育て

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竹書房文庫
くろねこルーシー―はじめての子育て

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  • サイズ 文庫判/ページ数 191p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784812490938
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0174

内容説明

迷信を信じ、縁起を担いでばかりいる気の小さい占い師・鴨志田賢。妻の幸子と5歳の息子・陽は、そんな賢に奮起をうながすために別居している。がんばろうとは思うものの、なかなかトンネルを抜け出せず、わびしい一人暮らしをしている賢の前にある日、ルーシーという名の黒猫が現れる。「黒猫…なんて不吉なんだ…」と思う賢の気持ちをよそに、ルーシーは自分が産んだ2匹の子猫を置き去りにしてしまう。いくら黒猫といえども、小さな生命を見殺しにすることが出来ない賢は、イヤイヤながらも子猫の世話をしはじめる。すると…鴨志田の運勢は次第に上向きになり始めていく。「福を運ぶ黒猫?」この2匹と出会った鴨志田の人生は大きく変わっていく。それは親子2代に渡ることになることを鴨志田は知らなかった…。

著者等紹介

永森裕二[ナガモリユウジ]
1968年生まれ。愛知県出身。AMGエンタテインメントにて邦画製作担当プロデューサーとして現在までに映画・テレビの製作・原案・脚本を80作以上手がける

矢立健太[ヤタテケンタ]
1991年生まれ。兵庫県出身。高校を卒業後、アミューズメントメディア総合学院に入学。『くろねこルーシー―はじめての子育て』で小説デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

蝶寿

4
BLの上の棚に面出しになったので塚地氏の笑顔と黒猫に惹かれて手に取り一気に立ち読み(´Д` #)突然、子猫二匹を育てることになった別居中で黒猫は不吉と信じてる占い師の主人公が戸惑いながら成長していくお話。かなり、はしょりました( ̄ー ̄)面白おかしくでもじんわりとしたおはなしでした。子猫にメロメロになる主人公(塚地氏)が目に浮かんでニヨニヨしました。2012/09/02

まめいち

2
面白かった!ルーシーもルーもシーもとても可愛かったです。軽く読めるので一気に読んでしまいました。永森さんの他の作品も読みたいな。2013/09/22

よーこちん

2
映画も面白そう!脱サラ占い師の絵に描いたようなダメっぷりに笑った。人のこと笑えないけど。ルーとシーにはほっこりした。誰かを守るって強いんだなぁ。きっかけがあると変われることもあるよなぁと。あとがきにもちょっと共感した。わたしも誰かに手助けされて生きてる方かなと。感謝。2012/09/12

薫子

1
主人公、塚地さんでイメージぴったりすぎる(笑)サクッと1時間程で読み終えたけど、意外となかなか考えさせますね。人は守るものが出来ると(自分以外に責任を持つと)とても強くなれるんだなぁ。2013/04/05

みぃ

0
可愛い黒猫の描写に癒されました。2014/10/20

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