内容説明
日本最大の暴走族「関東CRS連合・松戸スペクター」の第十六代目元総長・吉野量哉は、暴走族時代の伝説が書籍化、映像化された経歴を持つ。引退後、出版コンサルタントや芸能プロダクションを経営し、事業家への道を歩んでいた。仕事も順風満帆だったが、ある日突然の暴漢に襲われ、身を守ろうとして放った1発のパンチが、不運にも相手を死に至らせてしまう。逮捕された吉野は正当防衛であると無罪を主張、傷害致死罪で公判請求した検察側と真っ向から対立。以後、372日間もの長きに渡って、係争の日々を送ることとなる。「勝率0.1%」以下といわれる裁判員裁判に挑んだ、吉野の戦いの結末はいかに。著者自らが獄中で綴った、渾身のノンフィクション。
目次
第1章 事件
第2章 逮捕~綾瀬警察署
第3章 弁護士選任
第4章 バイオグラフィー 暴走族時代
第5章 再出発
第6章 東京拘置所
第7章 公判前整理手続き
第8章 裁判員裁判
最終章 無罪への道
著者等紹介
吉野量哉[ヨシノカズヤ]
1968年(昭和43年)、東京都生まれ。少年時代より非行に走り、80年代後半、日本最大といわれた暴走族『関東CRS連合・松戸SPECTER』の第十六代目総長を務め、『暴走守護神』として名を馳せた。後に暴走族時代の伝説は、書籍化映像化され反響を呼ぶ。暴走族引退後は建築業やサービス業を経て、現在は豊富な経験と人脈で、主に実話系雑誌やメンズファッション誌のキャスティングを中心に、出版・TV・映画など各方面で幅広く活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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