内容説明
石板の謎を解明する手がかりを求めて、ミナとジャックは英国に渡った。旧知のヘブライ学研究者モシェ・ショバイに会ったのち、ふたりは密かにケンブリッジに行く。イスラエルのユダヤ教会で入手した18世紀の手紙に書かれた“ヒルダーシャム”という名前の謎を探るためだ。ケンブリッジ大学のヘブライ学研究者ダニエル・バマートとその父親の協力を得て、ふたりは謎の核心に迫っていく。石板に刻まれた数式が過去から未来へ送られたメッセージだとしたら…。だが、ウィートリーの放った追っ手と、謎の組織が送り込んだ追っ手が容赦なくふたりを追いつめていく。果たして、ふたりは石板の予言を解き明かし、人類の悲劇を阻止できるのだろうか?
著者等紹介
ミッチェル,アレックス[ミッチェル,アレックス] [Mitchell,Alex]
1974年オックスフォードで生まれ、ベルギーで育つ。ストラスブール大学で美術と建築を学び、修士課程を修了したあと、オックスフォード大学で古典考古学の博士号を取得。中心となる研究分野は“ユーモアの考古学”で、これまでにいくつかの論文を発表している。初めて出版した著書は『ギリシャの壷絵と視覚的ユーモアの起源』(ケンブリッジ・ユニバーシティ・プレス、2009年)。現在はオックスフォードとブリュッセルの考古学研究所で名誉非常勤研究員の立場にある
森野そら[モリノソラ]
東京生まれ。東京外国語大学卒業。英米文学翻訳者。別名義(松藤留美子)でノンフィクションの訳書も多数手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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