内容説明
秋の夜長におくる18の怪異譚!命宿りし実話が産む、生々しき恐怖たち―深澤夜、待望の「超」怖い話・単著!
著者等紹介
深澤夜[フカサワヨル]
1979年10月、栃木県生まれ。職業はプログラマ。実話怪談以外にコメディからミステリまでカバーする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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夢追人009
237
共著ではしばしば読んでいた深澤夜さんの初めて読む単著は全18編と怪談文庫では少ない数で長短それぞれの作品が中々に読み応えがありましたね。超怖い話だけでなく冒頭の2編はタクシー運転手・杉本さんのコミカルなエピソードで、お客さんの顔にタバコを一日に吸う本数の数字が浮かび上がる話とホームレスの客を乗せるとシートを清掃した後に客足が倍増して商売繁盛で景気がよくなる愉快な話ですね。『峠のバス停』しまった、眠りから目覚めるとバスの中で外は見知らぬ風景、客は別所さんと娘さんだけでいつも降りる駅よりも十区間は進んでいる。2021/05/15
ラルル
30
良いです。ハズレ無し。ただラストの話は後味悪い。疎開者、若者、亨、老人たち、全員が少しずつ皆の事を考えれば防げた自体のような気もするから尚更。2017/06/01
澤水月
9
タクシーもの、どれも良く特に神様いい。誘拐は昨今洒落にならないが忘れ難い余韻。裏、贖罪に続く流れは重いな…でも叙情的だから読みやすい2014/10/01
pgin
6
全体的に怖さより、不思議さ、訳の分からなさが際立つ話が多いが、読みごたえは充分。2018/04/20
王天上
6
久しぶりに怖い話中心の実話怪談を読んだ。怖がらせようとしてる実話怪談集が減っているので貴重ですね。2017/01/24
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