秋水の夏

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  • サイズ B6判/ページ数 274p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784812488447
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

ロケット戦闘機「秋水」に、搭乗を命じられた青年たちのあまりに峻烈な夏を、三吉眞一郎が鮮やかに描く!!感動のデビュー第二作。

著者等紹介

三吉眞一郎[ミヨシシンイチロウ]
1951年、静岡県静岡市生まれ。2011年、広告代理店アサツーディ・ケイを定年退職し、作家活動に入る。2013年11月、処女作『翳りの城』を発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

あさひ@WAKABA NO MIDORI TO...

4
「翳りの城」とは違った正統派的な作品、なかなか良かったと思います♪2015/05/31

ぶーにゃん@積ん読本解消中

4
太平洋戦争末期にナチスドイツから潜水艦で運ばれてきたロケット戦闘機Me163コメートの設計図を基に作成された「秋水」の開発を巡る物語。高度1万mから日本本土を爆撃するB29に既存のレシプロ戦闘機では性能不足で効果的な迎撃ができずにいる航空隊の状況、歴戦のパイロットが払拭し技量不足のパイロットが大半を占めている海軍内で兵器の優越ではなく精神論がまかり通り作戦責任者が主張する体当たりの強要、宗教に走る指揮官が部隊の荒れた雰囲気を十分に感じました。生き残った人を丹念に取材して作り込んだことがわかる作品です。2015/04/10

kikizo

2
本当にこんな上官たちがいたのだろうか?と疑問視しながら読みました。最後の展開も予想通り。しかし、上官の死に様には感動してしまった。人間のことを少しも考えていない武器。戦争は絶対にやめてほしい。 2014/09/20

Cazuo Tanaka

1
実話に基づき、「永遠の零」同様のシナリオだね。なかなか、泣ける本であった。たぶん、これも映画になるんだろうな2014/11/17

大宮伝助

1
表紙の画が意味不明。テーマは、よくあるパターンではあるが、本質を突いていて納得させられる、上質な読み物となっている。前作の些か薄い盛り込み過ぎの嫌いはなく、次作が期待される。2014/10/21

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