感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かすくり
5
雑誌連載時に何度か読んだときは、なのかのモノローグが大幅に減ってしまって寂しい思いをしたが、こうやって単行本でまとめて読むと、これはこれでいいなぁと思う。特に誕生日ネタで実はみんな繋がってました的なオチは感慨深かった。2013/04/29
gq550_tomy
4
日常のささやかな出来事をモノローグで綴るシリーズ、第三弾です。この巻では、各話にひとつ決められた「お題」に対して、様々な年代の女性のモノローグが語られるスタイルになっており、各世代の様々な切り口が楽しめます。これだけのキャラクターを作り出す力量に驚きました。とても楽しめる一冊です。2013/05/27
hirokazu
4
東京・中央線沿いに住む女性達を描いた「中央モノローグ線」。岩手・遠野にひっこしたイラストレーター「なのか」を中心とした「遠野モノがたり」。そし10代から70代までの女性を描く「モノローグジェネレーション」。モノローグシリーズ、5年をかけて完結です。15話はおそらくあの事件にインスパイアされて描かれたのでしょうが、作者がタダ者ではないと改めて思いました。2013/05/12
菅家
4
四コマ王子・小坂俊史によるモノローグシリーズ第三弾。様々な生活スタイルの人たちの日常に焦点をあてていた過去作品とは違い、今回は特定のテーマを掲げ、それに対する各人物たちのモノローグを展開するという構成になっている。デフォルメされたコミカルなキャラクターも多いが、基本的にはディープな悩みを抱えている人たちが出ているので、全体に重たいムードが漂っている。それが一気に爆発したのが第15話。メインキャラにそれをやらせてしまうところに、作者のガチを感じざるを得ない。2013/04/22
ReiOdaira
3
心に少しチクチク来る。2014/01/06