感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
古槍新垢
6
表紙を二度見した。伊藤黒介っぽい名前と絵柄だなーと思ったら伊藤黒介だったのはビックリした。こういうノリ寄りでもちゃんと描けるのかぁしっかりしてるな。オチに関してはあんま心配してないけど、むしろ2巻が出るのかどうかの方が不安。ボッコちゃんがいなかったら完全にビームとかに載ってる漫画になるなコレ。2012/09/26
みやしん
5
作者の別作品『ベルと~』と連動しているが、どっちが先だったかもう記憶があやふや。確か作者が筆を持たなくなり、いずれも未完だったような。作柄上、近代詩や宗教書からの引用が多い。思い返せば、世界は神が創った事を何故人は知っているのか?「始めに人ありき」完璧な神の存在・悪魔のシステム・そこにざっくりと内包される天使の役割。社会構造からどうしても溢れる暗部。いずれも不完全でありながら人間による願望の果ての産物という事は。それでも世界は美しい。2020/09/13
サンドマン
3
異色四コマ。掲載誌では浮きまくり。ハラハラしていたがこのような美装丁で出たということは一定の評価は得ているのか。「色魔がオカマんとこに子供作りにやって来た」という基本設定のもとオカルトドタバタコメディをやる…と見せかけて、実は「人間の存在意義」を問う壮大な話に見せかけて、作者さんがストレス発散言いたい放題してるだけ、と見せかけつつ、やっぱり「人間賛歌」に見せかけて…。凄く練られた作品です。「まず人があり、そして神が生まれた」尤もだ。とにかく、作者さんが思う通りに作品が最後まで描かれて欲しい。そうあるべき2012/09/15
まめの陣
3
基本ドタバタでありつつどこか物寂しさを感じる伊藤先生の作風が、斜に構えたオカルト題材にベストマッチで非常に雰囲気良いです。イヴがさばさばしつつ熱くていいキャラクターしてるわぁ。2012/09/08
きのと
2
まさかの4コマだった。結構お硬い内容で評価に困るけど刺さる人には刺さりそう個人的にはいまいち2022/05/13