感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
歩月るな
5
ハゲで悩めるなって幸せな事である。とは言え滅茶苦茶暴れまわっていたような友達のお父さん(クズリの親父なだけ余計に)がハゲで悩むようになったりするっていうお話でもなかなか胸に来るものがある。スナドリネコさんの友達。雪山からやってきて、初めて見る海。「友達だけど、自分から会いに来ないと一生会わないだろうから来た」そういう距離感でも友達は友達なのだ。「アライグマくんは何もしなかった」のが作劇的に完璧すぎて、アライグマとアナグマの関係性だから成立しているようにも見える。このメンツだと、ヤマビーも良い仕事をする。2024/12/04
ぐうぐう
4
とことんとぼけたキャラのぼのぼのと、場を乱すために存在するシマリスくん、ツッコミ担当のアライグマくんに、世界を達観するスナドリネコさん。この思索に満ちたギャグ漫画は、これら味わい深いキャラを適所に配置することで、哲学的深遠さを獲得し得た。 ここ最近の傾向として、映画やTV、また絵本といったメディアミックスの流れを経たことで、ややわかりやすい展開が目立つようになっている。それは例えば、アライグマくんのツッコミが説明的になっていることからも歴然だ。 (つづく)2009/07/28
なつのおすすめあにめ
2
ともだちはいいな。2018/08/20
ひなにゃんこ
1
★★★★☆ 一つ一つのエピソードが短く、テンポよく読めた。一時はなんだかどのキャラもイライラした感じというか、キツイ描写が目立ったけど、またほのぼのした感じに戻ってきたようでうれしい。2009/09/09
菅家
1
ハゲ、スナドリネコさんの友だち、アナグマくんのウソ、伝染病。このところ、ぼのぼので取り上げられているテーマが以前より日常的なものになってきている。きっと、作者のいがらしが、現実の何かと『ぼのぼの』の空間をリンクさせたくなるような欲求に駆られたのだろう。/しかし来月も単行本が発売されると聞いた時は驚いた。『かむろば村へ』のことがあったからなあ。2009/07/29
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