感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hibimoriSitaro
3
再読。1996年7月初版の98年6月2刷。いろいろ間違ったスチームパンク(ほめ)。でも蒸気式電子頭脳はいかがなものかと思う。どっちかというと敵役に情が移るが大団円でよかったネ。2020/05/04
辺野錠
1
唐沢俊一さんの訃報を聞いてそう言えばこれを買っていたと思い出して読む。スチームパンクの要素全開で明朗な冒険活劇をやるのが良かった。ガジェットのデザインがいい。クライマックスでこれまでの要素がまとまるのも良かった所。2人の分担が謎だがシンプルに漫画と文章なんだろうか。2024/10/10
pochi
0
1997年 5月16日
6月屋
0
蒸気科学の発達した明治の日本で「蒸気王」を名乗る怪傑が悪と戦う冒険活劇。唐澤なをきのレトロでチープな絵柄が、猥雑なようでのどかなスチームパンク世界の空気をよく表している。蒸気とさえ付ければ何でもありの荒唐無稽は、特にラストで際立つ。合間に挟まる新聞記事を模したコラムがやたらに濃くて面白い。何でも暗記してみせる暗記芸人の紀奥家恕新(きおくやじょにい)などの小ネタも。2013/09/01