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竹書房文庫
実録怪譚 忌魂ノ書

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  • サイズ 文庫判/ページ数 220p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784812449004
  • NDC分類 147
  • Cコード C0176

内容説明

頭から小さな木のねじが落ちる女子高生。そこに隠された恐怖の謎が明かされる『頭のネジ』、子供が語る意味不明の言葉、そこには戦慄の事実が…『子供を守るものたち』、悪夢のように取り付いている人殺しの記憶『たしかに殺した』、風俗営業の温泉に突如現れた奇妙な女の正体は…『品のない温泉』など、35編を収録。シリーズ第2弾は解説にホラーマンガ家、外薗昌也氏が登場!前作の怪異マナコムツのイラスト付です。

目次

「なっ」
頭のネジ
子供を守るものたち
午睡の写真
最終列車の子供
たしかに殺した
傷口の向こう
中庭の獣
肥満霊
死者との約束〔ほか〕

著者等紹介

平山夢明[ヒラヤマユメアキ]
神奈川県生まれ。『独白するユニバーサル横メルカトル』で第59回日本推理作家協会賞短編部門を受賞、同タイトルの短編小説集(光文社)が2007年度『このミステリーがすごい!』一位。また『DINER(ダイナー)』(ポプラ社)が第28回冒険小説大賞&第13回大藪春彦賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夢追人009

167
怪談本と言えば、どうしても暗くて怖くて、えげつなくて残酷な話になりがちですが、そんな中で心が休まる話を見つけると嬉しくなりますし貴重だなと思うのですね。著者の持ち味は怪異の中に、さり気なく漂うユーモアにあると思いますね。『空き巣の供養』今は足を洗ってもうやってないと語るかなりのご年配のカナオカさんは、若い頃に昼間に忍び込む空き巣をやっていた。きちんと朝早く起きて外出し仕事をしやすそうな家を下調べして家族の一日の行動を最低一週間は掛けて調べた。一軒家の金持ちそうな中年夫婦の家に押し入り楽に現金を鞄に詰めた。2021/01/09

Kazitu

47
怪異の話。正体もわからないし、落ちもない。😁でも、気色悪い。スリルがないから、怖い話を読んでしまうんだろうな。あっても困るけど…。2023/02/17

HANA

16
FKBってことで期待して読んだのであるが、良くも悪くも普通の怪談であった。「不幸の正体」とかいくつか薄気味の悪い話もあるものの、特に印象に残るようなパンチの聞いた話は無し。実話怪談読みすぎて耐性上がっちゃってるからかなあ。2012/04/30

せきぐちひろみ

6
最後の話。 よくできたホラー映画じゃん!2023/08/20

王天上

6
「たしかに殺した」「うつる体質」が新鮮なイメージでよかったです。前者は短篇小説にしたら面白い作品ができそう。2013/10/18

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