内容説明
家から半径3キロ以内で生きてきた男、芝二郎。憂えた母の鞠子が仕掛けた冒険で、二郎は地球の裏側アルゼンチンに到達。あれから2年…二郎は再び引きこもっていた。日々の相棒は、マメシバ一郎と、パソコン。労働なんてナンセンス。そんな二郎の元に、母から次なるミッションが下った。1日仕送り一〇〇〇円。但し「お手伝い」を毎日する事。今ではすっかり自宅に引きこもり、悠々自適なニート生活を送っていた二郎にとって、晴天の霹靂。相棒のマメシバ一郎を使って、母親に抗議ビデオを送りつけようと撮影していた。そんな二郎のもとに母親からの紹介だというひとりの女性が現われたことから、思わぬ事態に…。
著者等紹介
紙吹みつ葉[カミブキミツバ]
東京都出身。アミューズメントメディア総合学院ノベルス学科卒業生。2006年ファミ通文庫よりデビュー
永森裕二[ナガモリユウジ]
1968年生まれ。愛知県出身。AMGエンタテインメントにて邦画製作担当プロデューサーとして現在までに映画・テレビの製作・原案・脚本を80作以上手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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