• ポイントキャンペーン

ラズベリーブックス
侯爵に甘いキスの作法

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 343p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784812445662
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

パティシエであるマリアの夢は自分の店を持つこと。ようやく夢を叶えられそうなところまできたものの、店がなかなか見つからず苦労していたが、ついに理想の物件を見つける。喜ぶマリアだったがある男性と再会したことで状況は一変した。相手はケイン侯爵ことフィリップ・ホーソン。彼とマリアは次期侯爵と料理人の娘という身分を越えた幼なじみだったが、12年前のある事件以来、顔を合わせていなかった。彼が店の持ち主だと知ったマリアは交渉するがフィリップはどうしても貸そうとはしない。12年も前のことを引きずって自分の夢を邪魔しようとするフィリップにマリアは憤慨する。一方、フィリップがマリアを遠ざけたい理由は昔の事件だけではなかった。あの頃、冷静沈着で知られる自分の心をかき乱すことができるのはマリアだけで、彼はそれをひた隠しにしてきたのだ。それがマリアの甘い香りをかいだとたん、心の奥底にしまったはずの恋がよみがえったのだった―。心を隠したフィリップと夢を叶えようとするマリア。いがみ合いながらも惹かれてしまうふたりは…。

著者等紹介

ガーク,ローラ・リー[ガーク,ローラリー][Guhrke,Laura Lee]
サンタモニカ出身。両親が都会を離れることを決めたため、7歳でアイダホ州の片田舎に移り住む。ボイシ大学でビジネスの学位を取得。稼げるキャリアを追求してハリウッドでケータリング事業を展開していたが、30歳を機にアイダホに戻り執筆を開始した。これまでに多数のヒストリカルロマンスを発表、リタ賞ほか、数々の賞を獲得している

森なおみ[モリナオミ]
茨城県出身。津田塾大学学芸学部国際関係学科卒。メリーランド大学大学院教育学部修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みータン

8
超堅物侯爵ヒーローと、菓子職人ヒロインの幼なじみで身分違いの恋。面白かった~一気読み。でも甘いのラストまでこない辛く長い道のりだから、再読はしんどソ。それぞれの気持ちが切なかったりジ~ンときたり、読ませてくれました。幼なじみとしてのエピが素敵^^でも、もう少しフィリップが甘く表現してくれるシーンが欲しかったなぁ(凝り固まりすぎ…)2011/07/25

ひまわり

6
ヒーローのプロポーズ、高慢と偏見のダーシーのプロポーズを思い出した。あんな言われようでOKするヒロインはいないだろう・・・2011/05/18

ぽこ

5
カタブツ侯爵とパティシエの話。幼馴染なので話の途中で挿入されるいろいろな子供時代の思い出話にほんわかした。侯爵はどうしようもなく傲慢で頑なな男だけど、ヒロインに振り回されて陥落させられるところがとても良かった。愛人は全部ヒロイン似だったことに気付く侯爵が笑えた。2014/04/29

kyara

5
このシリーズで一番良かった。幼馴染で、身分違いで、厳格な長男体質で、その上あのリボンて…ひさしぶりにロマンスらしいロマンス読んだ~~て気持ちになった。『楽園に落ちた天使』に次ぐヒット。2011/06/14

erie

5
ガールバチェラーシリーズの三作目。おもしろかった。パティシエのマリアと幼馴染の謹厳実直な侯爵フィリップの話。身分の違いがネックになって自分の気持ちを抑えていたけれど、ものすごく一途なヒーローだった。侯爵と料理人の娘という立場を気にするフィリップは俗物といえば俗物かもしれないけれど、でも時代背景を考えればむしろ当然だと思う。なんだか高慢と偏見のダーシーを連想した2011/05/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/3160877
  • ご注意事項