内容説明
狼に変身するウルフ・シフターであるスミッティには忘れられない女性がいる。ジェシー・アンはやせっぽちのワイルドドッグ・シフターで、彼が町を出た日以来、会うことはなかった。ところがある夜、仕事で訪れたパーティで、スミッティはいまや企業のトップとなり、美しく成長したジェシー・アンと再会する。彼女は喜ぶどころか、そっけない態度で彼をあしらったが、その瞬間、スミッティのなかで長い間くすぶっていた情熱に火が着いたのだった…。一方、ジェシー・アンもまた初恋を忘れることはできなかった。最後の日、勇気を振り絞ったキスを断られて以来、強く生まれ変わろうと努力の末、今の地位を築いたのだ。もう彼のことは忘れる。きっと、会っても何も感じないと思っていたのに―。意地っ張りなふたりの、一途でホットでキュートなロマンス。動物変身種族を描く人気シリーズ。
著者等紹介
ローレンストン，シェリー［ローレンストン，シェリー］［Ｌａｕｒｅｎｓｔｏｎ，Ｓｈｅｌｌｙ］
ニューヨーク州ロングアイランド出身。２００４年にＰａｒｋ Ｃｈａｌｌｅｎｇｅで作家デビュー。以来、コンスタントにパラノーマルロマンスを発表している。Ｇ．Ａ．Ａｉｋｅｎ名義のＤｒａｇｏｎ Ｋｉｎシリーズはニューヨーク・タイムズ紙のベストセラーリストにランクインし、今後がもっとも期待される作家のひとり。ロサンゼルス在住
鈴木美朋［スズキミホウ］
大分県出身。早稲田大学第一文学部卒（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
イヴ＠乗馬に夢中
15
プライドシリーズ2,スミッティ(ウルフ・シフター)×ジェシー（ワイルドドッグ）昔いじめられっ子だったジェシーを助けていたスミッティ、16年後に再会しロマンスへ。前作同様にあっという間に恋が加熱し、あっという間にHOT関係になる。お互いが頑固で意地っ張りだし、獣に変身するから荒っぽい表現が多かった。このシリーズは好みが分かれると思う。もち内容、会話は面白いけど、本名、愛称、敬称をつけたり、名前がややこしかった。重要人物だけをみて読んでいくといいかも。ジェシーの家族想いな感じは良かったかな。2018/04/23
Masami🖤
7
前作に出てきたｳﾙﾌｼﾌﾀｰなﾋｰﾛｰ&かつてﾋｰﾛｰが惚れてたﾜｲﾙﾄﾞﾄﾞｯｸなﾋﾛｲﾝ(*^^*)数年ぶりに再会した二人はかつての恋心が再加熱(//∇//)二人ともｼﾌﾀｰなので情熱的だし素直じゃないし(笑)二人が獣の姿でｹﾝｶしちゃうｼｰﾝはｱﾆﾒ『流れ星銀』を想像しながら読んでました(^^)二人の周りの家族や友人たちもなかなかの強者揃いで(笑)これがまた笑えるし、ほっこりさせられます(*´ω｀*)続編は今回のﾋｰﾛｰの妹がﾋﾛｲﾝ♪かなりのじゃじゃ馬…いや、じゃじゃ狼のお話も気になります‼2016/07/28
ちはや
4
ワンワン(爆)いたるところに笑いがあり、喧嘩があり、ワンワンがおり、大きな猫も巻き込んでドタバタドタバタ。これに続くシシー話が楽しみだ。しかし、秋田犬のイヌイワイルドドックをからめてくるあたり、作者のリサーチ力はすごいとしかいいようがない。ケンシンも愛称ケンで米国じゃ立派な名前だしな。足の長いバービーが横にいれば完璧！(笑)2011/05/13
ちゃろ
3
⭐⭐シリーズ2作目。最初は良かったんだけど、途中から全く読み進められず断念。話があっちこっち飛ぶからかなぁ。他のひとのレビューでは面白いと評判だったのに。今回のヒーローとヒロインはウルフと犬なの。きっと私が犬好きじゃないので全く魅力を感じなかったのかも。2014/11/12
める
3
パラノーマル・ロマンスですが、重大な使命や一族存亡の危機なんてものは一切ナシ。初恋の相手をひたすら一途に、時にワイルドに追い求める狼と犬のロマンスでした。ヒロインを諦めるのあの字もなく、ストーカー並みにアタックを繰り返すヒーローは正にイヌ科の真髄を体現していると思います。面白かった。2013/10/21
