内容説明
ニューヨークの弁護士だったアレックスは、スコットランドに住む妹夫婦の家に身を寄せていた。妹たちが出かけ、退屈していたある雨の日、書斎で時間旅行に関する本を見つけたアレックスはまさかと思いながらも地図に印がつけられた場所へと向かう。妖精の輪と呼ばれる草地に立ち、気づくとそこは中世の世界。耳元を流れ矢がかすめる森から命からがら逃げだすも、今度は別人と間違われ、さらわれてしまう。彼を誘拐したのは、美貌と孤独を併せ持つ乙女、マーガレット。父亡き後、その死を隠して領主の役割を果たす彼女にアレックスは惹かれるが、自分はいずれ現代に戻らなくてはならない…。時を越える恋が叶う日は来るのか?人気作家の切なく優しいヒストリカル・ロマンス。
著者等紹介
カーランド,リン[カーランド,リン][Kurland,Lynn]
五歳当時住んでいたハワイからアメリカ大陸に戻ったあとは、しばらくオペラに熱中していたが、大学時代にロマンス小説と出会い、自らも執筆を始めた。1996年に発表した『きのうの星屑に願いを』でリタ賞受賞。以来、ヒストリカルロマンスを次々に発表、USAトゥデイなどのベストセラーリストに名を連ねている。太平洋岸北西部在住
旦紀子[ダンノリコ]
東京生まれ。成城大学文芸学部英文学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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はなちゃん
4
長すぎて中盤ちょっと辛かったです・・・。今回のカップルより前回の二人の方が好きだな~。2013/11/10
ちず
2
読む本がなくて、図書館に在庫されている本を適当に選んだので、届くまで気付かなかったのだけれども、これもシリーズものだった。しかも、6作目。 設定がわからないなりに面白かったけれども、やっぱり1作目から読みたい。 タイムトラベラーとヒストリカルの合わせ技って、なかなかユニーク。 特に匂いが気になるらしい。2017/08/21
terutyann
2
ご都合主義感満載だけど(笑)厚みを感じず楽しく読めました♪やっぱりリン・カーランド好きだなあ。2012/06/04
MOMO
2
結構分厚く、前作を読んでないという事実はあるものの、楽しく読めました!頑固で強いのに、いじらしい乙女の部分も持っているマーガレットちゃんってば結構好みだし、あくまでも彼女をメインに据えて動くアレックス君も素敵だったしね。おまけにジョージおじちゃまをはじめ、吟遊詩人や子供達がいい味出しててさぁ・・それはそうと、アレックス君の適応力の高さにはびっくり!それにしても、時代に関係なく、美味しいチョコレートを口にした女性は、悦楽のうめき声を上げてしまうのね・・ハーゲンダッツのアイスクリームもだけど・・私も両方大好き2011/05/11
ちはや
2
前作?ヒーロー夫妻がなんだかんだと絡んできてたな(笑)彼らもタイムトラベルでいろんな目にあってるっぽいし。子連れで無茶はしちゃ駄目よ、と思う(笑)ヒーローと一緒に現代にきた面々、馴染むのはやっ(爆)2011/05/17
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