内容説明
フィッツジェラルド家の面々はエドマンドの血縁であるパーシーの城に来ていた。スイスから逃げ延びたリー・ホアとフランクが復讐のためにここを襲撃するのではと考えたためだった。しかし、ふたりは現れず、代わりに一行のもとに届いたのはアメリカに戻ったペネロペが襲われたという知らせ。リー・ホアたちはある力を秘めた小箱を手に入れるためにアメリカに渡っていたのだ。万全ではないエドマンドとエステルをイングランドに残し、ペネロペを救うため、一行は旅立つ。旅の途中、ペネロペへの愛を確信したグレアムは再会したペネロペを心配するが、彼女の態度はかたくなだった。ペネロペもまたグレアムへの愛に気づいていたが、強がり、自らの気持ちすら信じようとしない。グレアムはペネロペの心を開かせることはできるのか?博覧会に沸くシカゴへと向かった一行を待ち受けるのは―?20世紀初頭を舞台にしたスーパーホットなヴァンパイア・ロマンス、ついに完結。
著者等紹介
ホリー,エマ[ホリー,エマ][Holly,Emma]
アメリカ、ニュージャージー州生まれ。メリーランド州ボルティモアで育つ。エロティカ小説で頭角を現わし、その後ロマンス分野に進出。『USAトゥデイ』のベストセラーリストにたびたび登場する人気作家となった。2004年にはアメリカロマンス作家協会(RWA)が授与するRITA賞の最終候補になっている
石原未奈子[イシハラミナコ]
広島県出身。東京外国語大学英米語学科卒業。編集プロダクションと外資系メーカーでの勤務を経て、翻訳学校ユニカレッジで学ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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まみ子
さきⅢ【ロマンス小説専用】
mum0031
まめもち
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