内容説明
1922年、ロンドン。15歳のエステルは大学教授のエドマンド・フィッツクレアと出逢う。自分の知っているどの男性よりも若々しく、容姿端麗な彼にエステルは心を奪われる。その出逢いはエステルの人生を変えた―。それから11年、エステルはいまではエドマンドや彼の妻子であるサリー、グレアム、ベンとともに家族同様に暮らしていた。両親を亡くした彼女を、エドマンドが引き取ってくれたのだ。家族として暮らしながらも、エステルの彼への想いは時が経つにつれ、さらに深い愛へと変わっていった。不思議なことに、エステルだけにはエドマンドはすこしも年をとらないように見えるのだ。もちろん、他の家族のことを思うとその想いを口にすることはできない。…しかし、じつはよき父親であるエドマンドには家族に隠し続けている秘密がふたつあった。ひとつめは2千年以上生きてきたヴァンパイアだということ。もうひとつは、エステルに対して激しい愛情をずっと抱いてきたこと。その感情は2千年間、感じたことがないほどの衝動だった。―20世紀初頭のロンドンを舞台にしたスーパーホットなヴァンパイア・ロマンス、ついに開幕。
著者等紹介
ホリー,エマ[ホリー,エマ][Holly,Emma]
アメリカ、ニュージャージー州生まれ。メリーランド州ボルティモアで育つ。十代のころからロマンスとエロティカ、ファンタジー小説に惹かれ、創作の勉強を始める。エロティカ小説で頭角を現わし、その後ロマンス分野に進出。『USAトゥデイ』のベストセラーリストにたびたび登場する人気作家となった。2004年にはアメリカロマンス作家協会(RWA)が授与するRITA賞の最終候補になっている
桐谷知未[キリヤトモミ]
東京都出身。南イリノイ大学ジャーナリズム学科卒業。文芸翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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しゅえ
さきⅢ【ロマンス小説専用】
まみ子
mum0031
黒崎ディートリッヒ