内容説明
怪談社に所属する怪談師、紗那と紙舞が独自の勘と熱情で集めた、誰もが体験してしまいそうな実話を73話収録した。人形供養する神社の衝撃の実話掲載。
目次
怪談者(うたごえ;せつな ほか)
蒐集家(トル;トムライ ほか)
怪談社(迷惑;呼人 ほか)
神社(人形の社;おばあさんの人形 ほか)
著者等紹介
伊計翼[イケイタスク]
怪談作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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かおりんご
16
ホラー。聞いた話がちらほら。読んでる時は怖かったけど、読み終わるとするりと記憶から抜け落ちる。人形にまつわる話は苦手だわ。2020/08/08
Spok
8
テレビで見たことある人形専門神社の話は興味深かった。怪談社の本はキープです。2017/10/23
王天上
4
必要最小限の文章で悪夢的イメージを投げつけてくる一番好みのタイプの怪談集。ところどころ差し挟まれるライトノベル風内輪話はいただけないが、概ね楽しめました。「ひるだめし」「おさめたい」「はこなか」「くびひとつ」など前半が印象深い。2015/08/31
ラルル
4
1より怪談社メンバーの話が減っているようで安心しました(もっと減らしていいと思うけど)。話のクオリティにバラつきはありますが、最後の人形供養寺の住職の話はもっと聞いてみたいと思いました。2013/01/31
HANA
4
前作同様合間合間に語り部達の近況報告があるのだが、これマジでいらない。関係者には面白いだろうが、部外者の立場からするとその度に勢いを削がれるので邪魔以外の何者でもない。実話怪談自体は可もなく不可もなくと行ったところ。もう少しパンチのある作品が読みたいものだが。2010/12/05