内容説明
億万長者で天才科学者の父と、魔法使いの母をもつタバサの悩みは、受け継いでしまった魔法の力。初恋の相手をうっかりカエルに変えてしまったり、知らないうちに母親にかけられたもてもてになる魔法でトラブルに巻き込まれたりと、魔法にはろくな思い出がない。23歳になったいまでは父の会社での研究が生きがいで、魔法だけでなく恋愛も敬遠するようになっていた。ところがある日、両親が突如行方不明になってしまい、タバサは母親が残していたメッセージから魔力を制御するというエメラルドのペンダントの存在を知る。何かヒントになればとペンダントを調べていたタバサだったが、突如発生した強い電撃に気を失ってしまう。ふと目覚めるとそこは見知らぬ草原。やってきたのは甲冑に身を包んだ騎士、コリン。そう、彼女は約700年前のハイランドに来ていたのだ…!最初はコリンの態度に腹を立てていたタバサだったが彼と一緒に過ごすうち、そのたくましさと気高さ、秘められたやさしさを知る。仇敵に立ち向かうコリンのためにタバサは嫌っていた魔法をついに使おうと決意するが―。中世に飛んだ魔法嫌いの“魔法使いの娘”の運命は!?―。
著者等紹介
マデイラス,テレサ[マデイラス,テレサ][Medeiros,Teresa]
21歳で初の小説を書き、以来、紀元2世紀から現代までを舞台に20冊近いロマンスを17か国語で出版。ヒストリルからパラノーマルまで幅広い作品をてがけており、今ではニューヨークタイムズ等のアメリカのベストセラーリストの常連となっている。現在、ケンタッキー州で夫と暮らす
阿尾正子[アオマサコ]
横浜出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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