ラヴァーズ文庫<br> 銀月夜

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ラヴァーズ文庫
銀月夜

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  • サイズ 文庫判/ページ数 225p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784812441947
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

「俺はあんたを手の内に引きずり込む。あんたがどんなに嫌がろうとな」。ある組織に両親を殺され、恨みを持っている銀颯人のもとに、ひとりの男が現れる。その男・佐倉遼は、銀と同じく組織を恨んでおり、皆殺しにするためなら手段を選ばない、残酷な計画を銀に持ちかけてきた。目的は同じでも、汚い手段を受け入れない銀を、佐倉は強引に陵辱し、銀の中に潜む『黒い本能』を揺さぶってくるが…。望まないのに、必然的に重なってしまう、ふたりの軋む運命は―。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

えんび@灯れ松明の火(文さんに賛同)

29
【課題図書】新刊を手にしてやっと読む。獣人の組織を一人で潰そうとしている銀の話。今までの戦いぶりからも獣人にならずに戦う銀には限界を感じていた。そんな時に現れた佐倉。組織を裏切り銀と手を組み・・・結構いいな〜と思っていた銀、その相手が佐倉。佐倉がちょっとへたれさんキャラでなんだか萌えられない、いや『花』で須王組にすっかり心を奪われてしまったせいかもしれない。しかも組織潰しの大義名分がはっきりしないなんて、なんだかな〜。久しぶりに梁井と光陽も登場。2011/02/12

草薙香里

28
お気に入りの銀が主役という事で、期待していたのですが、思っていたよりヘタレっぽい…?話は重大なネタがちょこちょこ出てきましたが大きな山場が無かったのが残念。でも続きが気になります、早く読まなければ!2012/07/18

さち

24
銀は獣人への憎しみと佐倉は家族に対する憎しみが混ざった複雑な感情と、2人の背景がきちんと描かれていた。そうか、だから2人は似たもの同士なのか。そして組織と戦うこと、組織側を読んでしまったらそれは正しい道とは思えなくて…。梁井と光陽を巻き込んでのこれからの展開に予想がつかない。それにしても佐倉がすごいヘタレでびっくりwそして男前な銀だからどれだけ佐倉に流されても牙を剥く、そこがおもしろいw須王と巴が好きすぎて正直萌えは物足りなくて辛いんだけど、この2人ならこれもしょうがないかなと…。さ、次は新刊だ!!2011/01/27

那義乱丸

21
銀がオキニだったので、銀主役の話が読めて嬉しい。でも銀より須王がさらに好きだったりもするので、須王憎しの銀に複雑な思いを持ちながら読んでました。銀も佐倉も、憎しみという負の感情に縋って生きてきた孤高の人なので、愛情を認識するまでに時間がかかりそうですね。ヘタレのくせに銀にむしゃぶりついていく佐倉の頑張り次第でしょうか。凍る月カプも出てきて嬉しいです!そして、シリーズ終結に向けてのお話ということですので、今後も心して読みます。2010/05/28

天使を愛するアカウント

15
元組織の人間・佐倉×獣人狩りをしている銀。凍るシリーズ6冊目、梁井×光陽からはじまり、須王×巴ときて、主役が今度は銀に。銀がかわいくなったりしないように、と作られた攻だけに、佐倉がへたれでかわいそうw しかし前作で須王と巴の話を見ているからか、どうしても組織をつぶすという銀に賛同できないトコが…汗w とはいえ、本編はどうなるのか…ますます目が離せません。できればみんなが仲良くなってほしい…2010/05/22

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