竹書房文庫
恐怖箱 怪痾

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  • サイズ 文庫判/ページ数 237p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784812441114
  • NDC分類 147
  • Cコード C0176

内容説明

医療現場に携わる者にしか決して蒐集のできない、病院に関する戦慄怪異譚。わけあって今まで書くのに気が進まず、後回しにされてきた、とびきりの呪いと祟りにまつわる約70ページにおよぶ巻末収録作品「集団肖像画」を含む全10話。『怪医』『怪癒』につづく現役看護師の実録病院怪談シリーズ三部作完結編。

著者等紹介

雨宮淳司[アメミヤジュンジ]
1960年北九州生まれ。医療に従事する傍ら、趣味で実話怪談を蒐集する。2006年、実話怪談コンテスト「超‐1」にペンネームじぇいむで参加。同コンテストの優秀者によるアンソロジー作品『超‐1怪コレクションvol.3』(竹書房)に「直腸内異物」を発表。以後、「不思議ナックルズ」(ミリオン出版)にも医療系の異色怪談を発表。2008年に初の単著となる『恐怖箱怪医』を上梓(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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夢追人009

119
雨宮淳司さんは医療関係者の怪談師さんなのですね。ラストの『集団肖像画』は素数年(西暦)と素数年齢が交わる年に死が訪れるという怪異ですが、自分は該当せず大丈夫だったのでホッと胸を撫で下ろしましたね。やはり怖い話満載の中で珍しくハッピーな話を紹介しますね。『清水の舞台』競馬好きな医療関係者の芹沢さんが京都競馬場の共同トイレに行くとハンチングを被った初老の男がさめざめと泣く姿に出会い、次に幽霊の呟く「勝ち負けは清水の舞台と心得よ」から連想した「ステイジヒーロー」に有り金全部を賭けると300倍の配当で大勝ちする。2020/08/08

ジョニーウォーカー

16
「巻末の話を読むのはあくまで自己責任でお願いしたい」と冒頭に警告書きがあるが、もう一つ気をつけねばならないことがある。それは、生まれ年(西暦)の末尾が「偶数」の人。下手をすると寿命が縮まる恐れがある。かくいう自分は、これがまた運悪く偶数。しかも読後、計算をしてみると、なんと2017年に41歳で死ぬというではないか。しかし、こういう類の話は不特定多数の相手に振り分けることで呪いのエネルギーは分散するともいう。だから皆さん、ぜひ本書をご一読ください。いや、絶対に読め。読め、読め、読め!!!2010/07/29

まゆまゆ

11
病院怪談、三部作完結です👻 今作も、長めの話多めで読み応えアリの1冊でした。最後の「集団肖像画」ですが、いやあ…まさか…笑 全部読み終わってから衝撃的発表が著者からありますので、気になった方はぜひ笑2019/03/24

HANA

6
最初は面白い話もなく、ネタ尽きたかな、と思いきや。読むにしたがって話の内容はイヤ感を増し、「すわす」を経て「集団肖像画」で頂点に達する。しかしこの手の終わり方、詳しく書くとネタバレになるけど実話怪談としてはどうなんだろう?とりあえず俺は助かってるっぽいが。2010/03/03

澤水月

6
来年末あたしが死んだらこの本のせい。何てもん読ますんや! さておき(涙)、本当に筆の立つ人。一般文芸誌でも書くべき。病院怪談を離れたものが数編でてきたのも実に面白かった。「すわす」面白かった…! 「シュールストレミング」、最近仕事の都合で試食体験をしたのだが実体験者にはいかにあの状況が恐ろしいかよく判る。(15.8追記)その後、ほぼ1年後に大量の死者が出る災害があったわけでその中に読者もいたかも…強い憤りを感じている。遊び、しかも下手な仕掛けでこういうことするな、筆を折れとすら思った(コメント参照2010/02/28

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