竹書房文庫
クリスマス・キャロル

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  • サイズ 文庫判/ページ数 215p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784812440230
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0174

内容説明

未来は、まだ変えられるかもしれない…ロンドンの雪降るクリスマス・イヴの夜、お金がすべての嫌われ者エベニザー・スクルージのもとに、かつてのビジネス・パートナー、ジェイコブ・マーレイの亡霊が現れる。マーレイの亡霊は強欲の罪で鎖につながれ、「お前は三人の精霊にとり憑かれるだろう」と予言します。それはスクルージにとって最悪のクリスマス・プレゼント!やがて“過去のクリスマスの精霊”“現在のクリスマスの精霊”“未来のクリスマスの精霊”が次々と出現し、スクルージを彼自身の過去・現在・未来をめぐる時間の旅へ連れ出します。そこで彼が見た想像を絶する己の姿とは?果たして彼は自分の未来を変えることができるのか?19世紀イギリスの文豪チャールズ・ディケンズの名作を、ロバート・ゼメキス監督が自ら脚色。現代の最高水準の映像技術で甦ったディズニー映画『クリスマス・キャロル』、堂々の完全ノヴェライズ化。

著者等紹介

ゼメキス,ロバート[ゼメキス,ロバート][Zemeckis,Robert]
1952年シカゴ生まれ。スピルバーグ監督作『1941』(79)で脚本を手がけ、『抱きしめたい』(78)で監督デビューを果たす。85年、脚本・監督を手がけた『バック・トゥ・ザ・フューチャー』が大ヒット。94年『フォレスト・ガンプ/一期一会』でアカデミー賞監督賞に輝く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

asa

2
ファンタジー成分多めの子供向けかと思いきや、これはぜひ大人の方に手に取ってもらいたいお話。スクルージはケチで冷酷、嫌味が大好き。お金を増やすことだけが彼にとっての正義でありお金を取っていこうとする者は悪である。しかしその矛先を考えたことなどなかった。スクルージに何が起きるかわくわくした後のエピローグが本編だと思う。決して簡単ではない物語、気付くことの希望が溢れた一冊。2018/07/05

blue.

0
読んでいくうちにスクルージおじさんのことが好きになっていきました。笑顔が大切なのだと学びました。良い本に出逢えたと思います。それに後半の逃走の場面もスリリングでした。アニメも見てみようと思います。2013/11/26

テツ

0
クリスマスシーズンには毎年再読。これが書かれたの170年前なんだぜ?それなのに人間が善いとするモノ、美しいとするモノ、大切にするべきモノは今と全く同じだ。それらは時代が移り変われども変化しないものなんだなと読む度に思う。スクルージは精霊達のおかげで、美しい、正しい、祝福された道に戻って行けた。これが現実の人間だったなら大半が喉下過ぎれば何とやらで、夢から覚めた後には今までと同じ道を歩んで行くんだろうな。クリスマス時期に読み返すことにより、少しでも清らかな気持ちを保ち、また1年歩んでいけるように心がけたい。2012/12/18

ホッパー

0
心温まるお話でした。2009/11/21

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