竹書房文庫<br> ねこタクシー〈上〉

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竹書房文庫
ねこタクシー〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 263p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784812439593
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0174

内容説明

デブ猫の御子神さんは、俺がもっていない全てを持っていた。―間瀬垣勤、48歳。元教師。現在タクシー運転手。仕事も家庭も、やる気ゼロ。そんな間瀬垣の前に現れた、一匹の野良猫「御子神(みこがみ)さん」間瀬垣は、御子神さんを助手席に乗せ、「ねこカフェ」ならぬ「ねこタクシー」を開業する。

著者等紹介

永森裕二[ナガモリユウジ]
1968年愛知県出身。AMGエンタテインメントにて邦画製作担当プロデューサーとして現在までに映画・テレビの原案・脚本を30作以上手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mae.dat

208
数年前に、夜間にしか出来ない作業が、ちょいちょい入るお仕事していました。その時には良くお世話になっていました。高速使って小一時間程掛かるので、まぁまぁ太客だったのでは無いかと思うのですけど。色々な運転手さんがいましたが、ひとり思い出しました。主人公間瀬垣氏を彷彿とする方。高速乗り間違えちゃってさぁ、慌てちゃってるの。大丈夫だから落ち着いて。料金も大きく飛び越えなければ良いから。時間が多少掛かるの受け入れますから。本書は転換を迎えて、上昇の兆し( ¨̮ )。日記帳のエピソードはズッコケたけど、伏線なのかな?2022/05/18

kaizen@名古屋de朝活読書会

135
英語の教師からタクシー運転手へ。妻は帰国子女の元同僚。口べたのタクシー運転手。負の気配から,次々嫌な事が。公園で一緒になったデブ猫。MIKOGAMI,たぶん御子神。風穴が開く。百足交通。父の螺子工場間瀬垣精工の取引先。隔日勤務。御子神さんのおかげで人との会話ができるように。短い解説:安達祐実。「この本に出逢う前よりも,私の明日は間違いなく,キラキラ輝いている」著者は愛知県出身。2013/09/27

ままこ

98
何事にも消極的なタクシー運転手がでっぷり太った猫の御子神さんに出会ったことから少しずつ積極的になっていく。触り心地が良さそうな御子神さんナデナデしたい。ドラマ・映画化されていて主演はカンニング竹山さん。イメージピッタリなので脳内で変換再生されながら読んでいる。2019/02/14

はつばあば

59
人とのコミュニケーションがとれないのは、今の世の中暮らし辛いだろうな。ましてやタクシー運転手さん。慣れるまでが大変。人との交わりが苦手でも猫ならいいのだ。猫って子猫じゃなく年増のデブ猫さん。子猫も癒されるけれど、このデブ猫さん。神という字が付く名前の御子神さん。家庭でも居場所の無かったませさんに、家族や乗客、そして私も癒された。いえいえ我が家にもデブ猫ではなく可愛い娘猫がいつも癒してくれますが、膝の上で寝られるのは・・重たい(-_-メ)。まだ9時!下巻に行けそう(*^_^*)2015/10/07

52
猫好きなのでタイトルと表紙にノックアウトされました。ドラマ化されたようで主演の竹山さん(でしたっけ?)を想像しながら読みました♪2012/05/02

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