内容説明
深夜自分が“鬼”となり、ぬいぐるみと鬼ごっこをする、人形を用いた降霊あそび―「ひとりかくれんぼ」。馬鹿馬鹿しい…と思いながらも、幼なじみから誘われるままに“ひとりかくれんぼ”をすることになった高校生の修平と仲間たち。深夜三時―信じていないと言いながらも、どこか心配な修平たちは「もしもの時のための」ケータイを片手に慎重に禁断の儀式をすすめていく。理性を超えた彼らの好奇心は誰にも止められない。そして―不思議な現象に仲間がひとりづつ襲われていく。それは、引き返せない惨劇の始まりにすぎなかった…。２ちゃんねるや様々なネットの掲示板で話題になったオカルト都市伝説“ひとりかくれんぼ”をテーマにした恐怖の物語。
著者等紹介
ＴＡＫＡＫＯ［ＴＡＫＡＫＯ］
１９８４年生まれ。大阪出身。ケータイノベリスト・イラストレーター・漫画家。講談社「コロッセオ」キャラクターイラスト部門・金賞受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うまる
24
クマが好きなので表紙買い♪ ひとりかくれんぼという降霊あそびを知らなかったので、興味津々で楽しく読みました。わたしはホラー話を見聞きするのは好きだけど、実体験はしたくない、お化け屋敷にすら入らないヘタレホラー好きなので、夜中にこんなことよくやるなぁと思いました。けど怖い思いをしないと、生きてる実感が沸かない心理には納得。不思議な現象にもきちんと理由があったり、やる側にも真相が用意されていたりして面白かったです。2023/05/28
チアモン
17
物足りなさを感じた。怖くもなかった。タイトルのとおり一人で夜中にかくれんぼをして鬼を自分のぬいぐるみに降霊させる決して見つかってはいけない。もし、見つかってしまったらー・・。と、なんとなくありがちなパターン。もっと捻りが欲しかったかな。2015/07/11
あまね
5
今年読んだ小説の中でダントツにおもんない。登場人物はアホほど多いし、視点切り替え場面切り替えが多すぎて、作品の内容よりも今誰の話をしてるのか理解するのすら難しい。 最低です。2021/03/15
のりすけ
5
指を辿って行くと、生首が浮いてた…。えっ？生首って、首だけだよね？指→腕→肩は、どうなっちょるとですか？映画の原作なのかな？これを読む限りでは、観るほどのこともないような気が…。2015/06/11
ちっぷ
3
『ヒトコト』というサイトで読みました。ホラーはほとんど読まないのですが、なんとなく目に止まったのと、怖いもの見たさで…「ひとりかくれんぼ」という降霊術を遊びで行った高校生達とそこからの惨劇、悲しく壮絶な過去、それぞれの繋がりが明らかになるーーとういうホラー映画などによくある展開でした。読みやすく、登場人物の心の闇と葛藤が引き込まれました。もともとホラー苦手なので、お風呂入るのが少し怖くなっていますw(じゃあ読むなって感じですが、映像でないだけマシかな…)2013/04/27
