内容説明
アリーテ一味が隠し持つミサイルの行方を追ううちに、ジャックは今回の陰謀に複雑な背景が絡んでいることに気づく。信仰をめぐって武力闘争が繰り広げられた北アイルランド、旧ソ連軍に蹂躙されたアフガニスタン。それぞれの国から逃れてきた二組の兄弟がアメリカ国内でテロを企てている。しかも彼らと結託しているのは他ならぬＦＢＩなのだ。いったい何故―？一方、ニーナの指揮のもと精力的に捜査を続けるＣＴＵは、テロリストの標的がロサンゼルスやニューヨーク、シカゴなど、国内５大都市６ヶ所の空港だとの情報を入手。ほぼ同時刻、ミサイル発射装置の購入店で逮捕された日本人暴力団員は、尋問するトニーに対して驚くべき事実を明かすのだった。さまざまな思惑が入り乱れる中、ジャックが最終的にたどり着いた真相とは―。
著者等紹介
セラシーニ，マーク［セラシーニ，マーク］［Ｃｅｒａｓｉｎｉ，Ｍａｒｃ］
ピッツバーグ出身。雑誌編集者、ライター、脚本家などの肩書きも持ち、ヤングアダルト向け小説からミステリー、ノンフィクションなど幅広いジャンルで４０タイトル以上の書籍を著わしているベストセラー作家。トム・クランシーのゴーストライターをしていた経験を持ち、クランシー小説の分析本「Ｔｈｅ Ｔｏｍ Ｃｌａｎｃｙ Ｃｏｍｐａｎｉｏｎ」などでも高い評価を得ている
阿部清美［アベキヨミ］
翻訳家・通訳・ライター。映画雑誌、ムックなどで翻訳、執筆を手がける（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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