内容説明
小学校の講堂で少女の霊を目撃したメリンダ。彼女は、8歳の時、病死したクラスメイトのサラだった。両親との再会を望む彼女のため、メリンダは故郷の町ハミルトンへと向かう。だが、サラの両親はすでに離婚しており、母親グレースの居場所はわからない。メリンダは、グレースの親友である母親ベスに会いに行くが…。サラの出現をきっかけに、メリンダの胸によみがえる17年前の事件。娘の特殊な能力を忌み嫌う母親。母の仕打ちに心を閉ざす娘。やがて、明らかになる衝撃の真実とは…?現世にさまよう死者の魂を助け、悲しみを抱えたまま残されてしまった家族や恋人たちを心安らかな日常へと導いていくメリンダ。去りゆく者、残された者―それぞれの愛と絆を描く、全米で最も有力な霊能者の一人、ジェームズ・ヴァン・プラグの実話を元にした、感動のスピリチュアル・ドラマ。
著者等紹介
酒井紀子[サカイノリコ]
東京都生まれ。1987年より洋画字幕翻訳およびノベライズ翻訳・著作に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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サティ
13
メリンダはこの世にさまよっている霊を助け、悲しみに暮れている家族の心を救い出す。でも、いきなりメリンダが現れて亡くなった身内のこととか言われたらびっくりするよね。霊も最初は恐ろしげな感じで登場するがメリンダの気持ちがわかると段々と落ち着いてくる。夫のジムはメリンダの良き理解者。話の最後はウルウルと来る。私のところにもメリンダが来ないかな、亡くなったくーろー(ニャンコ)と話がしたい。くーろーにーごめんねって伝えたい。くーろー大好きだよって伝えてほしい。2023/12/30
しっぽちゃん
0
★★★☆☆2008/12/31