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のぼせもんやけん〈2〉―植木等の付き人時代のこと。

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  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784812432730
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

植木等の付き人兼運転手として、銀座の地にやってきた“のぼせもん”の青年・松崎雅臣=小松政夫。六百倍の難関を突破したはずが、なんと自分以外にも付き人が…!?植木等の側につかえられる幸せと、新人時代の悪戦苦闘の物語。師弟愛と友情に彩られた“付き人時代”を描く、な~みだ、な~みだの奮闘記、感動の第二弾。

著者等紹介

小松政夫[コマツマサオ]
本名・松崎雅臣。1942年1月10日博多生まれ。昭和36年、父の死で一念発起し、俳優を目指し上京、俳優座養成所を受けるが、入学金が払えず断念。役者の道をあきらめ、魚河岸の若い衆を振り出しに、さまざまな職業を転歴。最後の自動車のセールスマン時代に、夢忘れられず公募で植木等の付き人兼運転手として芸能界入りする。付き人時代の約4年間にタレントとしての基礎を学び、NTV『シャボン玉ホリデー』でデビュー。その後「どうして!どうして!おせーて!」「もう、イヤ、こんな生活!」といったオカマチックなギャグや『電線音頭』『しらけどり音頭』などのヒット曲、十八番の淀川長治のものまねなどで一躍人気コメディアンとなる。現在は伝統的なコント/コメディと、ちょっぴりインテリジェンスの匂いのするエンターテイメントなど、奥行きのある笑いを作り出している。また、俳優としては、本格的な演技力が求められるドラマ作品を中心に活躍。もはや「コメディアンが芝居をしている」域を越え、俳優・小松政夫としての評価が高い、近年、その実力を問われる芝居の大舞台で引っ張りダコである(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ライアン

12
植木等さんの優しさに心温かくなりますね。2018/01/28

よし

9
面白かった。一気読み。途中何度もグッと来た。1巻も感動したが、この2は、さらにヒートアップ。彼の周りの人たちがすごい。人情味あふれる人ばかり。植木等を「親父さん」と慕い、心底惚れぬいた「付き人時代」のエピソード話は、心揺さぶられる。「かつ丼をたべさせる」話。「俺たちは楽しいことを考えて面白いことをやっているんだ。辛いわけないだろう。苦労でも何でもないんだ。」などなど。それに、親友 征四郎がいい。苦しい時に励ましあい、夢を語り合い・・二人で飲む酒は最高だったろうなぁ。まさに、読後は、「人生意気に感ず」だ。 2018/03/19

gtn

7
著者は出会いに恵まれている。最高の師、植木等。最高の友、久野征四郎。その出会いと果実に感謝を捧げる著者に最高の爽快さを感じる。2018/01/30

☡@火星人でござる

6
ドラマの原作と知り、図書館から借り出し。高度成長期の、「明日は今日よりも絶対に良くなる!」という希望にあふれていて、明るかったころの話。読んでいると頭の中で、文章が小松さんの声に変換されてしまい、より楽しく読む事ができた。また、今ドラマ化された理由がわかったような気がした。模造紙に書きなぐる……をやってみようかしらん? お酒はまったく飲めないから……。2017/10/07

尿酸値高杉晋作

5
終盤は…泣けた。 涙が止まらなかった。 植木等さん、久野征四郎さん、優しくて格好いい。 もちろん、小松政夫さんも。2024/04/07

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