竹書房文庫
こわい童謡

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  • サイズ 文庫判/ページ数 309p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784812431849
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0174

内容説明

東京郊外の名門校、聖蘭女学院。転校生の彩音は奇妙な幻聴に悩まされていた。そんな時、寮のルームメイトで同じ合唱部員の奈々香に悲劇が襲ったのを皮切りに、彩音の周囲で変死や失踪が相次いで起こる。たった一人で真相究明に乗り出した彩音は、友人の死と“童謡”が密接な関係があることをつきとめるが…。それから5年後―ある事件をきっかけに廃校となってしまった聖蘭女学院の校舎から「深夜、童謡が聞こえる!」と付近の住民が騒ぎ出した。噂を聞きつけたテレビクルーと共に学院を訪れる音響分析官・響子。突然、同行していたスタッフに異変が!童謡に秘められた謎とは?聖蘭女学院で起こった惨劇と童謡の間に秘められた驚愕の関係とは…。童謡が恐怖の戦慄に変わる、ホラー・ミステリー。

著者等紹介

福谷修[フクタニオサム]
1967年名古屋市生まれ。ライター、構成作家を経て自主制作した都市伝説ファンタジー映画『レイズライン』で2002年みちのく国際ミステリー映画祭オフシアター部門グランプリと観客賞を受賞。2003年、映画『自殺マニュアル』で商業映画監督デビュー。続く日本香港合作ホラー映画『最後の晩餐』が、スコットランドの国際ホラー映画祭“Dead by Down”で準グランプリ受賞。2004年、脚本を執筆した映画『渋谷怪談』『渋谷怪談2』の小説版「渋谷怪談」で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鬼灯の金魚草

14
ごめんなさい合わなかった。2017/01/14

Yu。

12
呪いか否か、どこからか聴こえてくる “とうりゃんせ” “はないちもんめ” “ひらいたひらいた” “ずいずいずっころばし” “ほたるこい”… これらいずれかを聴いてしまった者に待つ悲惨な末路…というように歌詞になぞられた恐怖が女子校合唱部員達を襲う「表の章」と、科学的にそれらを解明していく「裏の章」という二部から成る童謡ホラー。さすが福谷さん、魅せますね。まあ多少の強引さはご愛嬌だが、現実性を被せてくるその見立て方が面白い。♪ねんね~ん ころぉ~りよ~ おこぉ~ろ~り~よ~ (*´○`)~~♪ 2015/03/20

☆kubo

3
映画の原作なのか、ノベライズなのか?映画は多部未華子ちゃん主演。女子高生が童謡になぞらえていっぱい死ぬ話。ちょっと科学テイスト(音響とか)をつけたホラーだけど…まあ、うん、そんな感じ。2012/11/22

錐霞*

0
怖い話が苦手なのにどうして読んだのか…でも、そんなに怖くなかった

9℃

0
童謡になぞられた死ってことはわかるんだけどなんかいまいち…2011/01/29

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