内容説明
生還した“4400”の面々に対する国民感情が悪化する中、衝撃的な事件が起こる。83年に起きた連続殺人事件と同じ手口で、新たな被害者が出たのだ。捜査線上に浮かんだのは83年当時からの容疑者で“4400”の一人、ノックス。トムとダイアナはさっそく彼のもとに向かうが、ノックスには完璧なアリバイがあった。一方、事件現場でダイアナが発見した指紋が、前科者フィリップ・ロペスのものと一致。捜査班が自宅へ急行すると、ロペスは83年以来のすべての事件の犯人だと告白する遺書を残して自殺していた。ところが後日、第二の殺人事件が発生し、その容疑者も一連の犯行を自供する。両者とも83年の犯人像に当てはまらないことに気づいたトムとダイアナは、事件の背後にノックスがいることを確信する。そして、この事件をきっかけに“4400”が現代に帰還した謎が明らかになっていく…。超感覚サスペンス・ミステリー第2弾。
著者等紹介
清水節[シミズタカシ]
エディター&ライター。映画に関する各メディアで企画編集・執筆。J‐WAVE「東京コンシェルジュ」コメンテーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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