内容説明
ようやく地上に戻ったアモスは、“イカロスの民”の少女、アエリグと出会う。ふたりはたちまち恋に落ちるが、彼女にはある秘密があった…。その頃ベリオンには刺客が現れ、ユプスグランのロリアはとんでもないものを見つけてしまう。不穏になってゆく世界で、仲間たちは再び会えるのか?機知と勇気と友情の大冒険ファンタジー。
著者等紹介
ペロー,ブリアン[ペロー,ブリアン][Perro,Bryan]
1968年6月11日、カナダ、ケベック州シャウィニガンに生まれる。ネイティブ・アメリカンの語り部であったおじいさんのラウール、そしてやはり話し好きだったもうひとりのおじいさん、ジョルジュから語りの才能を受けついだ作者は、ケベックの伝統的な語りにもとづいた“お話の会”を行う一方、俳優、作家、劇作家など多方面で活躍中。また、シャウィニガン・カレッジでは演劇を教えている
高野優[タカノユウ]
フランス語翻訳家
臼井美子[ウスイヨシコ]
フランス語翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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紅蓮
5
「地獄にはまだあなたの一部が残っている」とロリア。悲しみの引き金は呆気ないほど簡単に身体のコントロールを奪う。人を殺したという事実に地獄のトラウマを乗り越えどう向き合うのかアモス。どうでもいいが、ペガサスの国にある神々からの神託を得る地名が"デルフォイの神殿" であることに小学生の私はクスクス笑っていた記憶がある。2014/07/04
リカステ
4
再読。こういう自信満々な女の子は苦手だなあ。 「女神」の正体に驚き。2015/09/07
こやまるぅ
2
鳥の子あんま好きじゃない2011/05/04
ヘルメス
1
このシリーズの中であまり好きにはなれなかった・・・
林語
1
この巻が一番好きです。