内容説明
記憶に閉じこめられていた恐怖が蘇る時―それが“絶対恐怖”。若きクリエイターたちが描き出す新たな恐怖を完全小説化!ミツルとマキはひとりの少女を誘拐した。廃校となった小学校に少女を連れて、身を潜める二人。しかし、身代金を要求しようと、親元に電話をしてみると、ふたりが誘拐した少女は、すでに死んでいた…!?(『プレイ』)。深夜ラジオ番組の人気パーソナリティー、勝又信吾。局の都合で急遽変更になったラジオ局のDJブースは、開局当時、アナウンサーが怪死を遂げた場所だった。その時、どこからともなく「嘘つき…」という怪しい女の囁きが聞こえてきた…(『ブース』)。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
キムチ猫屋
3
実はホラー好きなんですが・・・ちょっと震撼したくって読んでみましたが、・・・ダメダメでした。2014/06/22
ニミッツクラス
2
05年の初版を読んだ。同名の邦画「プレイ」と「ブース」のノベライズ。プレイはPray。映画の方は05年の夏に完成して秋に公開したらしい・・知らなかったが、評判はどうだったのかなぁ。“絶対恐怖”から始まるキャッチーなタイトルがノベライズ専用だと思えたが、それも含めて映画用だった・・スリラー好きな読書家なら思わず手に取るだろうが、映像から文章を起こした白石氏の努力は買うが、いかんせん内容が陳腐で、この年代の邦画に供したこの脚本の世相的背景は何だったのだろうと、自分の記憶の無さに却って不安になった。★★★☆☆☆2015/05/31