感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
大泉宗一郎
8
今では『おそ松さん』と言ったほうが通じるのかもしれない。『バカボン』しか読んでいなかったので、初めて読んでみたけど、「反対の賛成!」ということで、最終巻から。「シェーッ」で有名なイヤミが、松野家の六つ子を押しのけて、ほぼ全編で主役を独占しているのに、ビックリ。くだらないだけじゃなく、笑いの誘い方がものすごく知的で、しかも、「ノリとツッコミ」、「場の勢い」をまったく使わずに笑わせてくれるから、本当にすごい。画もかわいらしくて、すっかりハマった。次を読むのが楽しみダヨ~ン。2016/02/20
かい
1
最終巻。この巻は明らかに今までと作風が違う。勢いのある大ゴマを使ってのリアクション芸が出てくる。ストーリーは無茶苦茶だけど、面白い。この巻が一番分かりやすく表現されているけれど、全巻通して「おそ松くん」はリアクションが面白いと思う。イヤミの「シェー」を始めキャラクターのコミカルな動きが面白かった。 文庫版は漫画も面白いけれど、解説も良かった。2016/07/15