私が「ヴィジュアル系」だった頃。

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 258p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784812421918
  • NDC分類 764.7
  • Cコード C0076

内容説明

YOSHIKI、SUGIZO、キリト。カリスマ達が肉声で語る驚愕の真実!大槻ケンヂのV系トークも炸裂!二度とありえない奇跡の共演!帰ってきた音楽評論家市川哲史が斬る会心の力作。

目次

第1章 大槻ケンヂと、「V系」って何だったのか考えてみた。(大槻ケンヂが始めたんだよ、V系ってものを!(爆失笑)
なぜか大槻が語る、「V系メイクの秘密」 ほか)
第2章 YOSHIKIと、「Xの時代」を想い出してみた。(知らないから1つずつやってたら、途中で退けなくなっちゃった;このままじゃマズい。俺はレコード会社になっちゃうぞっ ほか)
第3章 SUGIZOと、「LUNA SEA世代」を振り返ってみた。(これだと思ったのが“麗しき暗黒方向”だったんです;目標は俺たちを馬鹿にしていた奴を見返すことだった ほか)
第4章 キリトと、「PIERROT魂」を再確認してみた。(「呼ばれ方って何でもいいんだなー」って思ってますよ;会場が一瞬凍りついた辛らつなメッセージ ほか)
第5章 私たちが「V系ライター」だった頃。(“V系ライター”は世界一たくましい;“V系の生き字引”かく語りき ほか)

著者等紹介

市川哲史[イチカワテツシ]
音楽評論家。1961年岡山出身。予備校生時代の80年より、執筆開始。『ロッキングオン』『音楽と人』を経て、現在はマイペースの音楽素浪人生活中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Yasomi Mori

7
大槻ケンヂ、YOSHIKI、SUGIZO、キリトへのインタビューを通して、「ビジュアル系とは何だったのか?」を振り返る内容。X、LUNA SEA、PIERROTはいずれも大好きなバンドだったので楽しく読む。V系のキーワードは、地方性、ヤンキーカルチャー、過剰な自意識。また作家自らが、商品流通やマーケティングにコミットした先駆性の指摘は面白かった。hideの異常な面倒見のよさによってメディアや後輩バンドの交流が活性化し、V系ブームへの発展に寄与した一方で、その彼の急逝が流行の衰退にも直接繋がっていると。2023/01/29

フクシマ

3
感想が長いんでブログに書いてます。 http://blog.livedoor.jp/fukushima1978/archives/68165203.html2014/06/18

むちゃ

2
「ロッキンオンジャパン」に十数年在籍し、後に「音楽と人」を創刊した経た音楽評論家、市川哲史氏による著書。ビジュアル系黎明期、X、LUNA SEAと以後のシーンなど、当時のバンドとがっぷり四つに向き合って来た著者の筆致からは時代の趨勢が迫り来る。大槻ケンヂ、YOSHIKI、SUGIZO、キリト。4者それぞれとの対談はお互いこれでもかというほど腹を割っていて痛快だった。ジャンルの好き嫌い抜きに、一つのリアルドキュメンタリーとして深い作品。日本の誇るべき唯一無二のエンターテイメント音楽、ビジュアル系に乾杯!2013/05/12

misonikomi

1
大槻ケンジの発言はゴールデンボンバーの出現を予言している気がした。2015/06/13

0
X JAPANのYOSHIKIとLUNA SEAのSUGIZO、ピエロのキリトの対談が綴られている。ヴィジュアル系という抽象性を含んだ言葉の中に多くのグループが存在する。L'Arc-en-CielやGLAYもヴィジュアル系専門雑誌に昔は登場したり、ヴィジュアル系が集まるLIVEのイベントに参加していたことが書かれている。清春とも対談してほしかった。年表がマリスミゼル解散までで、名古屋系やソフビ、オサレ系をガシガシ書いてほしかった。2015/07/01

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/386616
  • ご注意事項

最近チェックした商品