内容説明
“光”と“闇”とが争うとき、伝説の仮面がよみがえる…。オメイン王国に住む12歳の少年、アモスは人魚の女王クリヴァンニアに導かれ、動物人間のベオルフと旅立った。仮面の魔法をあやつり、“世界の平衡”を取り戻すために。世界16か国で発売!!!大人気の冒険ファンタジー。
著者等紹介
ペロー,ブリアン[ペロー,ブリアン]
1968年6月11日、カナダ、ケベック州シャウィニガンに生まれる。ケベックの伝統的な語りにもとづいた「お話の会」を行う一方、俳優、作家、劇作家など多方面で活躍中。また、シャウィニガン・カレッジでは演劇を教えている
高野優[タカノユウ]
フランス語翻訳家
野沢真理子[ノザワマリコ]
フランス語翻訳家
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
小紫
8
親戚の子に勧められて読み始めたシリーズ。世界に平衡をもたらす運命を背負った少年が主人公のファンタジーで、割と楽しく読みました。まぁ登場人物が多いですが、カブることなくサクサク読めました。子供が読んだら新鮮でしょうけれど、大人目線ですと出てくるキャラクターの名前(神話等から取られている)などから一定の情報を得て、脳内で比較検討しながら読むのも面白いかもしれません。第1巻め、ということでとりあえずメデタシで終わっていますが、今後の展開が色々楽しみです。《図書館》【小説月間 in 2020(自分用)】2020/11/07
紅蓮
8
小学生の時シリーズを読み、ケルト文化など各国の民間伝承や聖書をモチーフにした世界観にとても影響をうけた。それから9年(!)になるが今でも興味を持ち続けている分野で、この物語に出会って良かったーと思う。しかし、冒険ファンタジーとして10歳の私は楽しんでおらずストーリーはあやふや。一からまた読み直したい。2014/06/10
リカステ
6
再読。小学生の時以来かしら。自分の中で1、2位を争うくらい好きな児童書。ギリシア、北欧、エジプト等の神話や伝説をモチーフに、独自の世界観を作り上げている。勇敢で賢いアモスに惹かれ、不思議なアイテムの数々に憧れ、謎かけに一生懸命頭を悩ませた覚えがある。思えば、神話やおとぎ話に本格的に興味を持ったのはこの作品がきっかけだった。2015/08/28
すぅーた
5
中学の時に読破。面白かった(^O^)/
こやまるぅ
4
弟くんが借りて来ていたので再読。やっぱりこういう神話絡みのファンタジー冒険物は読んでいてワクワクさせられる!好きな作品の1つでした。ベオルフ好きだなぁ…。4年前読んだ時とはなんとなく感じ方が違う、これが本の面白いところですね!2014/07/29