竹書房文庫
稲川淳二の怖すぎる話 よそから来た男

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  • サイズ 文庫判/ページ数 223p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784812421505
  • NDC分類 147
  • Cコード C0176

内容説明

稲川が年の半分を過ごす某県の村に、よその土地からふらりと来た風来坊。男は寺の娘といい仲になるが、ある恐ろしいことに手を染めてしまう…。その後、村を襲ったのは、さらなる恐怖…!あの“人形”のその後に触れた「恐怖コラム」3話を含む珠玉の短編、全25話。

目次

第1章 彼女の人形(ミャンマーのホテル;“和尚さん” ほか)
第2章 二軒長屋(ふるさとの記憶;スクーターのバックミラー ほか)
第3章 よそから来た男(よそから来た男;人面瘡 ほか)
第4章 檀家(プアール茶の会社の人;公衆電話 ほか)
第5章 男と魚(男と魚;中州 ほか)

著者等紹介

稲川淳二[イナガワジュンジ]
本名・稲川良彦。1947年8月21日、東京都渋谷区恵比寿生まれ。桑沢デザイン事務所研究科を経て、工業デザイナーとして活動、その後芸能界に。数々の恐怖体験から心霊スペシャリストとして知られる。その語りはもはや芸術とも言われ、熱狂的なファンも多い。毎年、全国で怪談ライブを行っているほか、著作業、ビデオや映画の監督、舞台演出など、多方面にて活躍している
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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夢追人009

188
稲川淳二さんは日本ホラー界の重鎮で最近は著作が少な目なのは残念ですが、今年の8月で74歳を迎えられる大ベテランですから致し方ないなと思いますし今後とも過去の作品集を探し出してどんどん読んで行きたいですね。黒い日本昔話という趣の怨念奇譚。『よそから来た男』稲川さんが前科26犯で四回結婚した男の方から聞いた話。ある土地に、よその土地から身ひとつで男がやって来て土地にある寺の一人娘といい仲になり寺の婿養子になった。住職の跡を継ぐ事となり最初はよかったが次第にズボラな本性を現し周囲から疎まれ奥さんとも不仲になる。2021/02/06

akatuki

1
今回も選りすぐりの怪奇談が多かった。個人的には、不意をついた「アパートのうめき声」がとても良かった。2014/12/13

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