内容説明
母を亡くし、心に傷を負った少女エミリー。その父親で心理学者のデビッドは、娘を癒そうと田舎に移ることを決意する。引っ越した先は森と湖に囲まれた、望みどおりの静かな土地…。だが隣人たちはどことなくうさん臭く、警官すら怪しげに見えた。エミリーにはやがてチャーリーという友だちが出来、彼とのかくれんぼ遊びに夢中になる。皆は姿を見せないチャーリーのことをエミリーの心の中にだけいる“想像の友だち”だと考えるが、やがて猫が姿を消し、人が消え、“チャーリーの仕業”だという猟奇的な事件が頻発するようになる…。果たして“チャーリー”は実在するのか?“チャーリー”とはいったい何なのか?閉ざされた村で始まった本当におそろしい“かくれんぼ”…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
そのぼん
19
どこかで聞いたことがあるようなタイトルだと思ったら、映画のノベライズだったのか。母を亡くした娘と、その父親がメインで進んでいきました。少女の謎の友人の正体は衝撃でした。2012/11/16
若作りのオバちゃん
4
映画脚本。精神医学上あり得ないことではない、から始まるしっかりホラー。振り返った娘がニヤ…不気味な笑みでジ・エンドの映像を想像し怖かった。2013/11/02
ちょこみんと
1
図書館で暇潰しに。オチは読めてしまうが主人公の心情に同調して全体的にやるせなさを感じる。映画の予告からホラーものだと思い込んでいた私は、意外な切り出しに些か動揺した。本当に恐ろしいものは、幽霊でも怪奇現象でもなく、人間の心の奥に潜んでいる闇だと痛感する。2009/11/10
あさみ
1
『衝撃のどんでん返し』とかなんとか書いてあったのですが…。先が読めてしまい、あまり…