竹書房文庫
アレキサンダー

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  • サイズ 文庫判/ページ数 302p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784812420232
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0174

内容説明

紀元前3世紀。ギリシア人の国、マケドニアで異民族の妃と頑健な王フィリッポスのあいだにアレキサンダーは生を受けた。ゼウスの生まれ変わりといわれた王子は、“蛇の女王”である母のゆがんだ愛と、強大な父王の影響を受け、心にかげりを持ちながらも強く、美しく成長する。そしてある日、運命の時は訪れた。華やかな式典のさなか父王が暗殺され、20歳のアレキサンダーが王となったのだ。アレキサンダーは史上最大、最強を誇るペルシア軍を6分の1の兵力で打ち破ると、“世界の果て”を目指し、山脈を越えてアジア、インドへと侵攻する。腹心の友ヘファイステォン、勇猛なカッサンドロス。やがてエジプトの王となる、知将プトレマイオス。旅の途中で見つけた、世界で一番強く美しい花嫁、ロクサネ。多くの仲間と富を持った王はなぜ、世界を征服しようとしたのか、そしてすべてを手に入れながら、なぜ32歳という若さで世を去らねばなかったのか。2300年の時を経て、史上最大のミステリーが今よみがえる―。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

フミ

19
西欧方面で、読み易い歴史小説は無いかな?と「映画のノベライズ」に手を出してみました。紀元前300年代に、ギリシャ北方、マケドニア王の息子から、一気にインド近くまで軍を進めた「アレキサンダー大王」の物語です。映画の小説版だけあって、客観的な解説要素より、父、母、戦友たちとの「情愛の物語」の要素が強いです。中盤・ペルシア王を「ガウガメラの戦い」で破り、バビロンを手に入れるまでは輝いていたのですけども、さらに東に進んで行くと、人種的に色々と問題が起きて…という流れです。映像作品で観ると、重くてしんどいかな…。2023/03/10

はせこー

1
英雄2012/11/25

Yuya

1
かっちょいい2010/10/21

天切り松

0
数少ない西洋の歴史小説。日本の小説の方がうまい。歴史書が残っていない時代だったら確実に神の子。2013/12/14

蜜柑

0
うーん。書き起こしは書き起こしかな、笑シーンの描写が脚本。映画を観たくなった2013/07/18

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