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竹書房文庫
「超」怖い話∞(エンドレス)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 286p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784812419243
  • NDC分類 147
  • Cコード C0176

内容説明

著者自身の体験から取材で聞き集めた話まで、その数なんと68話。信じがたい恐怖と驚異がそこにある。その奇想天外さは作り話ではむしろ不可能とも言える境地にある。事実は我々の想像力をはるかに超えた所で起こっているからだ。『実話怪談』―その凄みとスリルをじっくりと味わってほしい。1話読むたった3分であなたは異界を知るだろう…。「超」怖い話・勁文社時代の幻の作品群からシリーズ屈指の名作を集めた傑作選、第2弾。

目次

漁り火
朝五時の訪問者
守護霊
図々しい奴


踏切に佇む
踏切横の家
カセットテープ
テープに録音された声〔ほか〕

著者等紹介

樋口明雄[ヒグチアキオ]
1960年、山口県岩国市生まれ。雑誌編集などを経て専業作家となる。以後、冒険小説、ハードボイルド、ナンセンス、ホラー、漫画原作など幅広いジャンルで執筆
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夢追人009

144
勁文社版「超」怖い話シリーズ傑作選の2冊目です。本当に見事な出来栄えに唯々恐れ入るばかりに感心させられる話が稀にあるものですね。『神封じ』小学生の頃、同級生が自宅近くの路上で乗用車にはねられて命を落とすという夢を見た語り手が、正夢になると信じて本人に注意した。同級生は無事だったが数日後には別の場所で車にはねられて亡くなる。やがて祖母が彼の行いを咎めて神封じという術で口を利けなくしてしまう。人の寿命は決まっていて変えられないのだと教え諭した祖母が雄鶏の耳に一生の出来事を話すと鳥は走り出して絶望の果てに死ぬ。2020/05/06

ヒロくま

12
久しぶりに本屋で見つけて、このシリーズの長さにビックリ、なるほど総集編でしたかー。2019/06/06

キー

9
勁文社時代の『「超』怖い話」シリーズから、樋口明雄氏の執筆分をセレクトして新作をプラスした2004年編集版二冊のニ冊目。 一冊目にあった樋口氏自身の体験談は、二冊目ではほとんどなし。 一冊目と同様に、怖い話、というより、不思議な話ばかりですが、一冊目のほうがキテレツな話もありバラエティー豊かな怪談集だったような。 この二冊目、一冊目の余り物の話を集めた、というわけではないのでしょうが、結果的に、ふと、別の世界に迷い込んでしまったような感じの話で統一されたような感じになっていたと思います。2021/03/24

buchi

4
あっさり系の話が多い。でも文体が仰々しい^^; 「こいつじゃない」など、よくある都市伝説というか古典っぽい話が入っているのは、シリーズの始めの方の本だからなのかな。 「神封じ」がお気に入り。2014/02/28

いきもの

3
オーソドックスながら、バラエティは豊かな印象。「助けてくれ!」と「電線上の花嫁」が好み。2025/03/01

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