内容説明
西暦415年―ローマ帝国の支配下にあったブリテンでは、帝国からの独立を求めるゲリラ・ウォードと残虐な侵略者サクソン人が終わりなき戦闘を繰り広げていた。ローマ軍の司令官アーサーは、“円卓の騎士”を率い、城壁の外側に取り残されたローマ人一家の救出に向かった。ウォードとサクソン軍の奇襲をくぐり抜け、一家と村人を助け出したアーサー。その中には高貴な美しさと強い意志を持つグウイネヴィアがいた。ウォードの一員であり、ローマ人によって無実の罪で囚われていた彼女は、サクソン軍から祖国を守るため自分もともに戦いたいとアーサーに願い出る。その願いは、アーサーの心を強く引きつけ、彼をブリテンの“救世主”として目覚めさせるのだった―。激動の時代を生き抜き、仲間と愛する女性とともに戦った騎士たちの姿を迫力ある筆致で描く!!西洋史上最大の“英雄伝説”。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みや
2
手放す前に再読2014/08/09
みや
1
☆☆☆2004/11/14
紗世
1
同時並行で読んでいるアーサー王物語とストーリーが全然違っていて混乱。伝説ではなく事実の方を記したとあとがきにあるが、ここまで違っていてよいのだろうか。現在読んでいるアーサー王物語以外の出版社のアーサー王物語も読んでみる必要があると思った。 サルマティア騎士が強すぎる。ここまで強いとは...グウィネヴィアも女性とは思えぬ強さ。驚きである。 マーリンがアーサー王につかえていない!?この点もほかの本も読んでいって考える余地がありそうだ。2012/04/05
けいちか
1
映画「キング・アーサー」のノベライズもの。アーサー王の伝説はたくさんあるけれども、史実に基づいたアーサーに関しての物語。この映画は確か日本に一時帰国する時にJALの機内で見ました。その時はストーリーも良く知らなかったし、アーサー王についても殆ど知りませんでした。日本に帰ってからネットで調べたりして、アーサー王に関する本も購入したのですが、そちらはあまり興味をそそられず、本棚でほこりをかぶっている状態ですが。再度ノベライズ物を読んで、映画の内容も思い出しました。もう一回見てみたいかも。2006/07/07