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竹書房文庫
グッバイ、レーニン!

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  • サイズ 文庫判/ページ数 207p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784812414637
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0174

内容説明

ベルリンの壁崩壊前の東ドイツ。テレビ修理店に勤めるアレックスは、なにげなく反社会主義デモに参加。それを見た母はショックで心臓発作を起こし、そのまま昏睡状態に!実は彼の父は、10年前に家族を捨てて西側に亡命し、母のクリスティアーネはその反動で必要以上に社会主義に執着するようになっていたのだ。彼女は八ヶ月もの長い眠りから奇跡的に目覚めたが、その間にベルリンの壁は崩壊し、東ドイツの社会主義体制は消え去っていた。「今度ショックを与えたら、命取りになる。」医者の言葉に、アレックスは真実を告げずに母を自宅に連れて帰ると、東ドイツの体制がずっと続いているフリを装う事を決意。無謀とも思える奮闘を開始するのだが…。母と息子、そして家族の絆を描いた感動作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うさ丸

12
☆☆☆☆☆映画は10年以上前に視聴済み。 ベルリンの壁、崩壊前の東ドイツ。 主人公アレックスは何気なく参加した反社会主義デモを偶然見た母がショックで心臓発作を起こし、そのまま8ヶ月間昏睡状態に。 ただ、8ヶ月間の間にベルリンの壁が壊され東西統一を果たし、旧東ドイツは目まぐるしく変化を遂げていった。 奇跡的に目覚めた母の為、アレックスは東ドイツ体制がずっと続いているフリをする。 映画も本もアレックスが母の為に奔走する様を滑稽に描いているが、基本は家族愛を描いており、私は映画同様最後は感動した。 お薦め作品。2017/11/13

明るい果物

2
すごいなーこの物語。息子から母への愛、母から息子への愛のこのでかさ!歴史嫌いだったけど世界史勉強してみようかな。2011/08/23

ちゅうに

1
映画も観てみたいと思った。2012/03/22

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