内容説明
サイバーダイン爆破から6年。T‐1000と死闘を繰り広げ人類の未来を救ったサラ・コナーと息子ジョンは、その後アメリカ政府にテロリストとして追われ、現在は南米パラグアイでひっそりと逃亡生活を送っていた。名前もサラからスーザンへと変え、運送会社を営む日々は平穏に思えた。が、ある日あのT‐800そっくりの男が隣家に越してくる。一方、カリフォルニアではマイルズの研究が再開されていた。そう、すべてが破壊されたわけではなかったのだ。そしてスカイネットはジョン抹殺のため、未来からさらなる刺客を送り込んできた。I‐950、遺伝子操作を施され、生後すぐにサイボーグ化された女ターミネーター、サリーナである。果たしてサラとジョンはふたたび世界を守ることができるのか?そして謎の隣人の正体とは…。
著者等紹介
スターリング,S.M.[スターリング,S.M.][Stirling,S.M.]
1953年フランス生まれ。多彩なSF作家として欧米で活躍するスターリングはこれまでに30冊近くの作品を発表している
石田享[イシダススム]
1954年大阪生まれ。翻訳家。ICU卒
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おふねやぎっちらこ
1
映画T2の直後から話が始まる。映画T3よりずっといい。2003/12/08
すらっぱ
1
正直、これこそ、本来あるべき「ターミネーター3」だった。最高にすばらしかったのは、T800のモデルになった生身の軍人を登場させて、サラたちの仲間にしたところ。これなら、シュワちゃんが歳をとっていても問題なく映像化できるよね。敵ターミネーターが、バイオ型ターミネーターっていうところもグッド。なにより素晴らしいのはシリーズ全体の締めかた。最終戦争の勃発から終結までをキッチリ描いて、ターミネーター1へとつなげる流れは鳥肌ものだった。2014/01/09
A・K
0
映画のノベライズではないと思う。ストーリーがなかなかよくできている。2014/06/03
ハブ君
0
サリーナさん素敵です!2012/09/21