内容説明
ジョージ・モンロー42歳、建築デザイナー。父親との確執から、自分の息子ともうまくコミュニケーションを取ることが出来ず、妻には逃げられ、仕事にもあぶれ、挙げ句の果てに余命わずか4カ月と宣告される。医者は治療しようとも言ってくれない。彼は看護婦を相手に話し始める。「君がもし、あと3、4カ月の命だとしたら、何をする?」退院したジョージは初めて自分の人生に、そして今では心通わなくなってしまった息子サムと向き合う決意をする。最後の夏、共に海辺のあばら家を“夢の家”に建て直すことで…。残り少ない時間で失った父子の絆を取り戻そうと必死になるジョージ。家を建て直すことで、あたかも自らの人生を建て直すかのように…。全米で女性達の圧倒的な支持を受け、さわやかな感動で包み込んだ話題作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Holden Caulfield
2
「海辺の家」 特にレビューは無し… それより何より文庫ストックが乏しくなってきた、 早く広島市内の古書店&BOOK・OFFを探さなければ… という訳で、 次作はアーヴィングの、 「熊を放つ」を再読する、 竹書房文庫 平成14年7月12日 初版発行版 著者 マーク・アンドラス 翻訳 小島 由紀子 227頁 頁15行2018/02/12
マーガレット
1
こんなに素敵な作品なのに、読者が少ないみたいで残念💧もともと映画なら仕方ないのかな😅仕事も失い、ガンで余命宣告されたジョージ。別れた妻から、息子のサムが素行不良(シンナーやマリファナ、ピアスや青い髪など)が過ぎると相談され、自分の家を自力で建て替えるのを手伝わせることに。息子との仲も悪かったのが次第に改善されていく。ラストはさすがアメリカって感じでしたね。素敵なラストです。2019/12/06
-
- 和書
- 民主主義と資本主義の危機