内容説明
突然、実父が脳梗塞で倒れ、新婚７ヶ月にして新米介護者となった漫画家のモコ。手術、在宅介護、病院・施設探し…難問は次々現れるけど、家事も仕事も投げ出したくない。ひとりの女性として、介護の「犠牲者」にはなりたくない！今、介護をしている人もこれからの人も、読めば明るく介護に立ち向かえる、いさやまもとこの泣けて笑えてジワッとくる最新エッセイコミック堂々登場。実体験に基づいた生介護情報記事も満載。
目次
１ オヤジ倒れる！モコちゃん大ピンチ！！
２ 一人ぼっちの新米介護者、孤独に泣く
３ 家事に仕事にｅｔｃ．介護をすれば難問続出
４ 介護に思う、家族ってなんだろう？
５ 老いてゆくオヤジ、病院での日々
６ モコちゃん、病院スタッフと格闘す！？
７ 時間切れ退院迫る！次を探して右往左往
８ 準備万端・在宅介護…に落とし穴！？
９ オヤジが寝たきりに！そして療養型病床群へ
かきおろし その後の太陽さん
著者等紹介
いさやまもとこ［イサヤマモトコ］
１９６４年東京都出身の漫画家。竹書房『まんがくらぶ』『本当にあった愉快な話』、日経ＢＰ社『日経クリック』などで執筆中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
還暦院erk
2
図書館で偶然発見衝動借り即読了。以前読んだ『よいこのめばえ』で知った漫画家さん…そこでのインタビュー時には、まさかこんな未来が待ってるとは予想もしていなかっただろう。…作者の夫が「家事できない＆外食苦手」は妻の立場としてキツい…まぁキモく描かれてる（笑）割には大らかで良い旦那だが。お父さんが倒れた時、もとこさんは新婚30代。若かったからこその全力対応だったのだろうけれど、介護保険制度始まったばかりの「手探り福祉行政」時代に良く頑張ったなぁ。実の娘は介護アタリマエ的無言の圧力もあったろう（泣）。娘は損だ…。2021/02/24
とんとん
1
再読です。最初に読んだのは発売とほぼ同時。もこ先生のファンとして。そして今回は父の介護問題が差し迫ってきたために再読。もこ先生のお父さんが倒れてから2年ほど？の介護の様子が漫画で描かれ、その合間に2ページずつ介護保険の申請や心構えなどがわかりやすく解説されているのです。もこ先生と一緒になって憤慨したり目からウロコを落としたり。大雑把な心構えができました。2011/10/28
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