竹書房文庫<br> スキャンダルムーンは夜の夢 - ヴァレンチーノ・シリーズ1

竹書房文庫
スキャンダルムーンは夜の夢 - ヴァレンチーノ・シリーズ1

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  • サイズ 文庫判/ページ数 242p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784812407127
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0179

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しましまこ

18
ヴェネチア、トルコと言えばヴァレンチーノ!刷り込みですね。豪奢な金髪、男装の麗人でヴェネチアの元首様!傲慢で大胆、人を食った性格、ため息が出る美しさ。女装?もまた絶品。1979年から1980年の作品だよ。すごいったら!2016/03/13

星落秋風五丈原

18
中世イタリアのヴェネツィアの元首は何と女性。一つの国としてまだまとまっていなかったイタリアでは権力を巡る陰謀や暗殺、そして恋愛が花盛り。権力者の一人であるヴァレンチーノのまわりでも当然事件が巻き起こる。『少女漫画界に中世ヨーロッパブームを巻き起こした』らしいこの作品を、リアルタイムでは読まず文庫版で初めて読みました。主人公の男装の麗人という設定、一話でいきなり出てくる女性どうしのキス・シーンはそのまま宝塚に持っていける。主要メンバーのキャラクターは、繰り返し森川作品で使われているもののバリエーション。2005/07/03

珂音

7
ヴェネチアの若き元首は男装の麗人。彼女の周りは事件でいっぱい。シリアスな絵だけどコメディんあのよね。15世紀イタリア、好きです。2010/12/20

訪問者

4
先日、久しぶりに成田美名子を読み返したついでに、同時期にLaLaに連載していた森川久美を読み返す。やはり面白いなヴァレンチーノ・シリーズは。表題作「スキャンダルムーンは夜の夢」は卓越したストーリー展開が素晴らしいし、「レヴァンテの黒太子」の人物造形もなかなかのもの。「花のサンタ・マリア」も連載時の初読の感動を懐かしく思い返す名作。同時期には山岸凉子「日出処の天子」も連載されていた。あの頃は毎月LaLaを読むのが本当に楽しみだった。古い記憶である。2022/10/23

訪問者

2
昔、LaLaで読んでいつかは読み返したいと思っていた作品をAmazonで入手して読了。「スキャンダルムーンは夜の夢」、「レヴァンテの黒太子」、「花のサンタ・マリア」の3編。あらすじ等ほとんど忘れていたが、魅力的な登場人物と二転三転するストーリーを持つ複雑なプロット。いわく言い難い余韻。大傑作である。こんな素晴らしい作品が中古でしか手に入らないとは。2017/09/02

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